MH小説14-1 | もすのブログ

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クエスト14-1 新装備

イャンガルルガを討伐し帰りの船の中

カイルとカリアはひとまず先に眠りに付いていた。レオンは、黒刀【参ノ式】の手入れをしている。カレンもヴァルキリファイヤーの掃除をすると軽くため息をする。長く愛用していた銃名なだけに愛着もわく。このまま使い続けたいが、そろそろ別の装備が必要になってくる。

 ギルドの調べによれば、どうやらあのイャンガルルガは上位だったようだ。これによりついに、レオン、カレン、カイルは上級ハンターに昇格したのだ。これからは、上位のモンスターと戦うことになる。そうなれば、下位で作られたこの装備では限界がある。

 アケ村に付いたころには、もう朝になっていた。村人達はカレン達の到着に歓声を上げ迎えに来る。レオン以外は歓声に応じるが、いつの間にかレオンだけは村の外へと逃げっていた。

「俺達はもう行くな…またなカレン」

「えぇ…カイルもカリアさんもありがとう」

「おいっレオン行くぞ…」

カリアは木々の後ろに避難していたレオンを呼ぶ。レオンは恐る恐る顔を出すと、もう治まった事を、確認しカリアの元へと走ってやってくる。

「じゃぁな」

「あっ待て!! レオン」

「何だ…?」

カレンに呼び止められ、レオンは脚を止める。

「尻尾頂戴」

カレンはレオンの背中に掛っている尻尾に指をさす。

「いいけど…何に使うんだ?」

「ちょっとね」

レオンから尻尾を受け取るとカレンはお礼を言う。その後レオン達は村へと帰って行った。

「おじさん…!! これで防具と武器作れる?」

カレンはレオン達を見送った後、すぐに村の工房に手に入れた素材を持っていく。工房にいた職人は、素材を見て驚くと同時に申し訳なさそうな顔をする。

「よく狩ったな…だけど、ワシの腕やここにある道具では加工が出来ないんだ」

素材の加工が難しい品ほど、高度な技術と、道具が必要となる。

「じゃぁどうすれば」

「街に行けば、出来るだろう」

「ドルマへ?」

ドルマの街はこの地方で一番巨大な町である。そこには沢山のハンターが集うため、見たことない食品や、加工の難しい素材も防具や武器に変えることは出来る。

 だが、アケ村からドルマの街に行くには、相当の時間がかかる。ここからなら一週間程度は掛ってしまう。

「でも…村は」

行くのに一週間掛り、装備が出来るまで3,4日、そこから帰るのに一週間。約3週間程度は村を空けてしまうことになる。前のイャンガルルガの件をもあるため、村を留守にするわけにはいかない。

「心配するな…今は他のハンター達もいる。大丈夫だ」

村長がカレンに近寄ってきて言う。村長が大丈夫だというなら安心できる。カレンは村長と職人に挨拶をすると、急いで身支度に取りかかった。

To Be Continued