クエスト10-11 白き幻獣ー11
「くっ・・・」
全身を貫かれた衝撃の痛み、落雷によるシビレが全身を襲ったためかレオンの体は力なく崩れ落ちてしまった。
「レオン!!」
「まずい!! カイル、レオンを連れて逃げろ」
カリアは素早くポーチからあるモノを取り出す。
「角笛!?」
取り出したモノは、【角笛】と言われるモノだった。角笛は特殊な音色を吹くことが出来るが、その音色にはモンスターを刺激させてしまう効果があるため狙われやすいのだ。これならキリンはカリアに狙いを付けるはず、その間にレオンを救おうと考えたのだ。
「早くしろ」
ヒィィィィィィィンンン
角笛に触発されたキリンがカリアに向かって突進をする。カリアは素早く横転する。今度は、攻撃をせずにキリンからなるべく離れようとする。その間にカイルはレオンの元に駆け寄る。
「大丈夫か!?」
「すまない・・・」
シビレが治ったのかレオンは、なんとか1人で立ち上がるが、まだ体が痺れているのかふらついている。ポーチから回復薬Gを取り出し飲み干し、もう一個取り出し飲み干す。
「もう大丈夫だ・・・」
「本当か・・・・?」
「早くしないとカリアが危ねぇ」
キリンは必要にカリアに狙いを付ける。何度も落雷を落としては、突進などをする。流石のカリアもしつこく攻撃されているため息が切れ、防具には擦り傷が見られる。
「カリア!!」
キリンが後ろを振り向いている隙を狙ってカイルがグレートプブパイプを叩き付ける。
ヒィィィイイン
再びキリンが嘶き、周辺に雷が落とされる。
「それは勘弁!!」
カイルは一度キリンから離れ落雷を避けた瞬間キリンが、カイルに向かって突進をしてきたのだ。
「クソッ」
あまりにも近過ぎたため避ける暇は無かった。ただ、角の直撃だけは避けたいと思い体を、捻ら角との接触を避けたが、キリンの胴体には直撃してしまった。
「このっ!!」
カイルの体は吹き飛ばされ、新雪の上に落ちる。レオンとカリアは、カイルの援護に向かうためキリンにワザと隙を見せた。キリンは倒れていたカイルからレオン達に目を向け、
ヒイィィィィィィィンン!!
落雷を前方に落とす。だが、落雷のパターンが分かっているレオン達はすぐに攻撃範囲から避け、キリンに向かって走り出す。
その頃カレンは、ある準備をしていた。キリンと会う前にカイルとある作戦を立てていたのだ。
『俺がエリアから出ろって言ったらエリアから出ろ。それから睡眠弾を・・・』
カイルに言われた通りにポーチの中から睡眠弾を取り出しリロードをし、もう一度エリアから出る。
To Be Continued
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