心に刻まれた戦争への思い | 山口ゆりえの「成長する為の自分軸」

山口ゆりえの「成長する為の自分軸」

話し方講師/司会者の山口ゆりえです。
アメブロでは、「仕事への思い」「心掛けたこと」「様々なきっかけ」を中心に綴っていきたいと思います。
そして、「仕事やプライベートで訪れたその場所の魅力」もご紹介していきます。
アメブロは今年で15年目です♪



集団的自衛権の是非が問われる中、
振り返りたい、戦争について。


これは、
私の話し方レッスンを受講して下さった
方よりお聞きした話です。


その方のお父様は、
戦中国家の為に責任ある立場に就かれていたそうです。


戦争で負け、お父様は責任を取り辞職。
家族が疎開している地に移られたそうです。
そしてその2か月後、体調を崩されてお父様は他界されたそうです。


戦争によって刻まれてしまったご家族の気持ちは、計り知れません。




又、私が若い頃に付き合っていた男性からは、
お父様が幼い頃に体験してしまった隣国での出来事を聞きました。


目の前で自分の父親を、外国兵に打たれた現実を、幼いお父様は見てしまったそうです。


それから日本に戻り、母親の力で立派に育て上げたそうです。


当時私が歴史を感じた出来事は、男性の部屋で見た一冊の辞書でした。


お父様が苦労して大学に進学した際に、
必死で勉強した時に使った辞書。
その辞書を受け継ぎ、使っている姿勢を見た時に若い私は、「信用できるな!」と思いましたにひひ

古びたボロボロの辞書。

その辞書を片手に、
「英語とドイツ語をマスターして、
もっと世界を知りたい。」
と語っていました。


その言葉からは、辛い歴史を受け継いだ者にしか分からない何かが感じられました。


学生だったこともあり、
若さから溢れる感情もあったのでしょう。


そして、九州男児ということもあり、
海を越えた勇敢な考えがあったような気がします。
余りにも昔のことで少々記憶が薄れてますにひひあせる





戦争への思い。
戦後生まれの私達は、
戦争を経験された方々から
戦争の話を聞いて育ったと思います。



それでも、昔話として伝えるには、
余りに惨い出来事であったと思います。



当時の感情が湧き上がったり、
時には偏った見方になってしまったり、
戦争を経験された方々に刻まれた思いは、
決して綺麗には語れないものだと感じます。



都心部ではまもなくお盆時期。
その他の地域でも来月。
そして来月は終戦記念日も迎えます。



今の平和に感謝しつつ、
戦争で刻んでしまった思いを、
未来で感じることがない世の中を願いたいですビックリマーク