こんにちは。飯田千香子です。
最近は、病院でも、パニック障害に、甘麦大棗湯を、出されることがあるようです。
先日、パニック障害の方から、即効性の漢方薬について、質問を受けました。
即効性の漢方薬は、出先でのんで、すぐに、不安感を和らげてくれるものです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200318/17/blog0763-82-0011/fc/da/j/o0400026714729969797.jpg?caw=800)
メルマガの中に、漢方にもすぐ効く薬があると記載されていましたが、それは甘麦大棗湯のことでしょうか?
それは内科で頓服として処方してもらったのですが、私にはあまり効かず
他にも本当に効く漢方薬があるのなら試してみたいのですが。
それは内科で頓服として処方してもらったのですが、私にはあまり効かず
他にも本当に効く漢方薬があるのなら試してみたいのですが。
私は、甘麦大棗湯を、頓服の漢方薬として提案することは、ほとんどありません。
もっと早く、変化を実感できる漢方薬を、他に数種、持っているからです。
しかし、頓服として使えるほど、即効性を感じられた方は、確かにいらっしゃいます。
どの漢方薬が、自分に合っているのか、判断することは、とても難しいです。漢方薬だから、安全、副作用の心配がないということは、ありません。自分の体に合っていればこその話です。
自分に合う漢方薬は、安心して、長く続け、変化を実感できるものです。
甘麦大棗湯は、甘草、小麦、大棗、の3つの生薬から成る、シンプルな漢方薬です。頭文字をとって、名付けられています。
甘麦大棗湯には、大棗が含まれています。大棗は、ナツメを干したものです。
この甘味が、激しい症状を、緩めてくれます。
甘麦大棗湯は、激しい、けいれんや、神経症状をゆるめ、脾を補う漢方薬です。
昔でいう、女性のヒステリーに使う漢方薬でした。更年期の、強い、ヒステリー、引きつけに使われていたのでしょう。
パニック障害に使う場合は、激しい不安感、激しい症状に使います。
てんかんや、お子さんの、激しい痙攣に。
アトピーなどの、激しいかゆみに。
お子さんの、激しい夜泣きに。
激しさを目標に、胃痛、潰瘍、胃痙攣に使うことも、あります。
理由なく、泣いてしまう時などに使います。
あくびの多さが、甘麦大棗湯タイプの決め手になることがあります。
子供のチック、自閉症スペクトラム、発達障害に使う場合があります。激しい症状、痙攣を目標に考えると良いでしょう。
含まれている漢方薬は、甘草、小麦、大棗のみ、もともと食べ物しか含まれていません。もし、体に合わなかったとしても、副作用の心配は少ないです。(アレルギーの場合は別)
含まれている漢方薬は、マイルドなモノばかり、味も甘味があって、のみやすいです。
甘麦大棗湯は、激しい症状がある方に、おススメしています。メインの漢方薬と、併用することが多い漢方薬です。
パニック障害には、症状を「緩める」目的で、お出しする場合が多いです。
症状が穏やか、なんとなく不安な程度の方には、効果が実感できないかもしれません。
パニック障害に使う場合は、根本解決する漢方薬ではない場合が、多いです。
自分のタイプに合う漢方薬をメインに使い、併用されると、良いでしょう。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200317/18/blog0763-82-0011/21/78/j/o0400024814729495482.jpg?caw=800)
症状を「緩める」目的の場合、症状が穏やかになれば、服用を終了されてよいです。不安なら、継続されて、大丈夫です。
体質改善をする、メインの漢方薬は、継続しましょう。
甘麦大棗湯の方が、即刻性があるように見えます。しかし、体質改善の漢方なしに、パニック障害から、卒業することは、できません。
甘麦大棗湯は、飲みやすく、安全性が高い、漢方薬です。
パニック症状が激しい方は、使ってみて、悪くはないと思います。
具体的には、急激に襲ってくる不安感、恐怖感、激しい「発作」の予防です。
発作が起こってしまってから、今まさに、という際は、違います。
もっと即効性があり、持ち歩きが楽な、あなたに合う、漢方薬があります。
あなたに合う漢方薬と、併用して、パニック症状からの卒業を目指しませんか?
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