こんにちは。飯田千香子です。
かぶらずしは富山県、石川県の冬の郷土料理。
私は独身の頃にかぶらずし名人の富山県の叔母から作り方を教わり、毎年お正月前に作っています。
その家々の味を絶やしたくなく、昨日から知人対象に講座を開催しています。
私がかぶらずし教室をすることにしたきっかけ
かぶらずしのレシピ、コツは?
昨年のかぶらずし教室レポ
富山県のかぶらずしは、塩サバを挟むものが多く、巨大な大かぶらを使います。
普通のカブよりもサクサクした歯ごたえになります。
かぶらずしの工程は3日間。
初日はカブをカットし、塩漬け
1日置いた2日目は塩サバをカットし、酢で〆る
甘酒をつくる
3日目はカブの間に酢サバを挟み、甘酒で漬けます。
その家々の味があり、叔母はシリシリした大根と人参を挟みますが、ゆずや昆布を挟む家もあります。
今回は料理上手なベテラン主婦の方が多く、私は口を出しているだけで実際に料理していただけたのは参加者さん。
おしゃべりしながら楽しく作業ができました。
今年は暖冬でカブが小さく、しかも筋が多く固いカブが多くありました。
皮を分厚くむいて作ったので、収量が昨年より少なくなってしまい、ドキドキ。
気候が変わると伝統食の味が変わり、もしかすると作れなくなってしまう時が来てしまうかもしれません。
伝える人の問題だけでなく、気候や環境の問題も考えさせられた今年のかぶらずし講座でした。
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