食事養生のアドバイスをする際、
果物を多く召し上がる方で、冷えを感じる方、むくみのある方には
果物を控えていただくようアドバイスをしています。
果物が体を冷やすなんて、
昔の漢方の本にはない記述だと思います。
昔の果物は、漢方の五味でいう「酸」の分類になっていたと思います。
酸味は引き締める働きがあります。
しかし、体を冷やすことはありません。
昔の果物は、キイチゴ、野イチゴ、アケビなど、甘味はそこまで強くなく、酸味があるようなものが多かったと思います。
ミカンだって、酸っぱかった。
しかし、時代は変わりました。
今の果物は品種改良されていて、とっても甘い。
ミカンも、スイカも、イチゴも、みんな、
あま～い！！
漢方で甘味は、緩めて冷やす働きがあるのです。
だから、今の果物は甘いから冷えるのではないかと私は考えています。
昔の養生や漢方の本に良いと書いてあるものも、
時代背景によって、果物や野菜の質や味が変わり、
配当が変わってきます。
難しい時代になったものですね。
この考えは私個人の考えです。
他の考え方も広く聞いてみたいので、ご意見がありましたら聞かせてくださいね。
ブログランキングに参加しています。
がんばって！と心で叫んで、ポチっとクリックしてね。
にほんブログ村