以前からパン食の方が病気が治りにくいように感じていました。
お医者さんでもそのように感じている方がいらっしゃるようです。
今から10年ほど前に見つけたHP
松井病院の食養内科というHPです。
当時からかなりのボリュームのある内容を書いていらっしゃるページで、
マクロビオティックとも違う、新食養生に、納得し、私自身、影響を受けました。
良いと思う食事、悪いと思われる食事がわかっても、どう説明したらよいのかわからなかった当時、
この食養内科のページは、理論的に書かれていて、誰でも納得でき、素晴らしいと思いました。
その中に、パン食について書かれたものがありました。
食養内科の長岡先生は、以前は米食とパン食は好みの違いでしかなく、問題にされていなかったそうです。
しかし、アレルギー疾患を多く診るようになって、アトピー性皮膚炎の方にパンを多く食べる人をよく見かけることに気づき、パン食の問題点に気づかれたそうです。
パン食のアトピー性皮膚炎は、漢方でいう血虚の皮膚で、カサカサの皮膚になるそうです。
サメ肌のような皮膚の肩で、先天性尋常性魚鱗癬といって治らないと思われた女性が・・・
食事養生で、皮膚が正常な柔らかい皮膚に変わっていったそうです。
仕事が忙しく、米を炊く時間もない方だったそうです。
米を食べずにパン、果物、菓子を多く食べる人に血虚が多いそうです。
私もそう思います。
漢方の重鎮の寺師睦宗先生も、東洋医学会総会にて、不妊症患者に対し、パン食に漢方薬をやらないとおっしゃったとか。
米を食べないと、漢方を飲んでも血虚が治らないと考えていらっしゃったそうです。
現代のパンは特に問題です。
菓子パンを毎朝食べている方もいらっしゃいますね。
菓子パンは、主食ではなく、お菓子と考えた方が良いと思います。
また、輸入した小麦を精白した真っ白な食パンも、主食とは言えません。
海外では、パンにカボチャやヒマワリなどの種をまぜたものや、未精白の食パンが普通に食べられています。
日本の真っ白なパンは、それらに比べると、栄養価は低く、やっぱりお菓子に近いと思うのです。
ご飯を食べましょう。
輸入しなくたって、日本には美味しいお米が沢山とれるんですから!