爽やかな朝にふさわしい、フランツ・リストの「愛の夢第三番」・・正式には「愛の夢三つのノクターンより第三番おお愛しうる限り愛せ」を聴いておりますふらわー元になっておりますのが、フェルディナンド・フライリヒラート第二詩集「束のあいだ」の叙事詩・歌曲「おお、愛しうる限り愛せよ」きゃー・・「おお、愛よ、愛。君が愛する事が出来る間、いつまでも愛するがよい。君が墓の前に立って嘆く時がやがてやって来る。心が燃えている間、愛し続けよ、いつも楽しくさせて、決して悲しくさせてはならない」まあ、ロマンティックハート+ビックリリストにしては(あくまでも、リストにしては、ですが)あまり難しくない曲。なのにロマンティックで華麗rose/pnなのです!!左手と右手が交差する所が、特にお気に入りです。楽しんで弾いておりましたピアノ「愛の夢」第三番はNo・3As Dur(変イ長調)で最も有名な曲なのです。甘美な旋律、華麗なフレーズに浸りきること必至。ちなみに第一番と二番は詩人ウーラントの作品から。一番「気高き愛」二番「聖なる死」というタイトルが付けられています。第三番の・・Poco allegro con affetto dolce cantando・・・という指示に従って弾いていきますと、すでに「愛の夢」の世界に入り込んでいるのを実感しますハートまずは、弾く前に、歌詞の和訳を先に・・という先生からのアドバイス通りにしていましたので。ドイツ語は難しかったのですが、なんとか全訳することが出来ました、と同時に「愛の夢」の世界観にシンクロしてもいたのでしたハート芸術に触れる時には、私自身の眼でもってじかに見て、感じ取ることにしています。私流の「芸術」への知識を深める唯一の方法なのです。頭で考えず、ただ感じる。私オリジナルのピアノ(誰かのコピーではない)の「音色ルンルン」や「表現」に辿り着くためには、まず先入観を捨てて、その曲と一対一で向き合わなくてはならなかったから。「芸術作品」を他者の「解説」というフィルターなしに、私自身の眼で「見て」、「聴いて」、「理解」すること。人々の心へ音色を響かせるには、テクニックはもちろんですが、それに+α鍵盤の上で紡ぎだす解釈と表現が魅惑的なものでなければならないのですから。特にオペラのように、非常に物語性の高い_というよりは演劇と融合した_作品と関わる場合がきわめて難しかったのです。他人に伝えるのに大切なことは、まず自分自身がそのテーマについて、深く掘り下げていかなければならないのだということです。私自身の頭で、いいえ、心で感じて理解せずに、どうして他人に伝える事などできるのでしょうか?鍵盤の上に「想い」がこめられていないのならば、それはただの音の洪水にすぎず、真実の「音楽おんぷ2」にはなりえないのですから。