カエサルの暗殺により、その遺言で「息子」=「後継者」となったアウグストゥスですが、やはり敬愛する「父」カエサルの暗殺の事が脳裏にあったのでしょう・・「ゆっくりと急げ」という彼自身の言葉通りに、オスカーなみの名演技で(笑)、あくまでも表面上は「共和政を維持する」ように見せかけつつ、実質は「帝政」を打ち立ててしまうのですねあまさに、神業です(笑)誰一人として、反対する者がいないのですからはーとただし、あくまでも表面上は共和政であるため、「皇帝」となってもその器量いかんによっては・・元老院や軍部にNOを突きつけられて、暗殺されたりする事も有り得ます(涙)iくすんカリグラ(小栗旬さんが舞台で演じておられた、彼の事ですね汗)などがその例ですorz私、思うのですが、人間には「自由」を追い求める部分と、その「自由」に退屈しきって、いつしか方向性を見失ってしまい、自分たちをよりよい方向へと導いてくれるようなリーダーを求めるというアンビバレンツな所があって、だから歴史的に「共和政」on「帝政」が繰り返されたのかも知れないと彩菜クローバー「暴君」を倒して「自由」を手に入れたのに、いつしかもてあます→リーダーを求める→そのリーダーが暴君と化してしまう→失望した人々によるリーダーの暗殺もしくは革命へ・・というように。カエサルを暗殺した人々も、カエサルがいずれは「暴君」と化していく事を怖れていたのでしょうか?その前に、彼を暗殺してしまう事こそが、共和政存続の唯一の正しい手段であるとガーンだからアウグストゥスも、共和政存続と見せかけて帝政を打ち立てる手段をとるしかなかったのですねニコニコカエサルを心底崇拝して、パクス・ロマーナという一大事業を受け継いだアウグストゥスにだからこそ出来た一世一代の名演技だったのですきゃーアウグストゥスは古代三大美男であった・・といわれますが(笑)、どうやら演説の方は不得手であったようですしねニコニコカエサルの夢を実現する・・という彼の強い信念が、報われたのかも知れませんね惚れるわぁカエサルって・・凄いわキラキラ我が日本にもリーダーが必要だと思います。カエサルとはいかずとも(笑)、アウグストゥスのようなリーダーがラブリー音符やれやれ(^_^;)