いつも自宅マンションを出る時は
エントランスの守衛さん(管理人さん?)に
「こんにちは」とか、軽めの挨拶をしているんですが
今日、ちょうどマンションを出ようとすると
同じくマンションから出ようとする子供がいたのですが
左右を全く確認しないで道に飛びだすので
道路を往来する自転車に轢かれそうになっていました。
自転車に急ブレーキを踏ませたことに謝る気配もなく、そのまま駆け足で走っていきました。
守衛さん曰く、
「あの子はいつもあんな感じなんだよ」と。
「子供も、色々な子がいますよねぇ」と話していると
「(あの子は)挨拶しても挨拶出来ない子なんだけど、
親の育て方なんだよね。
出来る子は出来るんだけどね。」と。
それは一理も二理もあると強く同感しておりました。
守衛さんなので、マンションの中の人の色々な人を
日々見ているので余計に分かるのでしょうね。
良くも悪くも、親の性格は子に遺伝します。
短気な親の子は短気になりやすいし、温厚な親の子は温厚になりやすい。
そういうった物理的遺伝に加えて、
”親の教育の仕方”、これもその子を性格を形成する50%以上を占める要素と考えます。
人に何かしてもらったら「ありがとう御座います」
人に迷惑をかけてしまったら「ごめんなさい」
基本スタンスとして、他人様に迷惑になる事をしてはいけない。
自分から挨拶をする、特に目上の人には積極的に自分から挨拶をする。
先に挨拶をしてもらったら必ず挨拶で返す。
極めて基本的な事ですが、
親がこういった基本が出来てない場合、子もできてない事が殆どです。
子は親の行動を真似て学びます。
親が無礼や図々しい行動ばかりだと、子はそれを”それが普通”と認識して
負の連鎖的遺伝になる様に思います。
子供を作ることも産むことも誰にでもできる事です。
産みさえすれば一人前、ではなく
産んだ所はあくまでスタートラインで、
そこからいかに人間としてのモラル、
そして”自由と責任”を理解した子に育てていくかが重要な気がします。