地域づくりに必要なのは、孤独をなくし役割があること | 脳性麻痺の身体障害者・やぎちゃんのブログ~チャレンジド☆チェンジ@茨城県古河市

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茨城県古河市在住のやぎちゃんです。出生時仮死による脳性麻痺の身体障害者です。情報を集めるのが苦手な人が情報を得られるように、このブログでは障害者福祉やデジタルアクセシビリティ、バリアフリーに関する情報を発信しています。

 

研修会場写真

 

 

コミュニティ推進協議会 研修会に参加してきました

 

研修会チラシ

 

コミュニティ推進協議会とは直接関係はないのですが、「コミュニティ活動に興味のある方」でも参加できるとのことなので、参加申し込みしました。

 

講師は、栃木県大田原市で活動されている、一般社団法人えんがお代表理事 濱野将行さん

 

徒歩2分圏内に7軒の空き家を活用して、高齢者サロンや子ども向けスペース、障害者グループホームなどを展開

子どもから高齢者まで、障害のあるなしを問わず、日常的に関わり合える居場所・地域づくりを実践されています

 

多世代交流のまちづくりで、必要なことは

孤独をなくすこと

居場所=役割があること

 

孤立は客観的に見てわかるけど、孤独は主観的

家族と一緒に生活していても、孤独感を感じている高齢者が増えつつあるといいます

孤独感を感じている方は、死亡リスクも高くなるとのこと

 

そして居場所には役割があること

居場所を作ってお客様のような対応をするのではなく、そこでの何かしらの役割を持ってもらうことが大切だといいます

 

えんがおでは

 

身寄りがなく、自傷行為を犯すリスクのある20代女性が足腰が弱く認知症のおばあちゃんの話し相手や一緒に買い物に行ったり

そしてそのふたりを周りにいる人たちがそっと見守る

 

麻雀をやってみたい子どもたちが、むかし麻雀をやっていた高齢者から教えてもらいながら一緒に楽しんだり

 

不登校の子どもが一人暮らしの高齢者の家に行って、掃除や片付けを手伝ったりと

 

子どもから高齢者まで、障害のあるなしも問わず、日常的にごちゃまぜの環境があるそうです

 

人とのつきあいの希薄化が進んでいる中で、こうしたお話を聞くととても素敵だと思いませんか?

 

give&takeではなく、誰もがWin -Winの関係であること

孤独をなくすことは、弱者を作らないことにもつながると思います

災害などが発生した時には、より強く思いますよね

 

濱野さんは作業療法士でもあるので、専門的視点がたくさん生かされているようにも感じました

 

講演での内容は、著書「ごちゃまぜで社会は変えられる 地域づくりとビジネスの話」にも書かれています

 

著書の写真

 

 

事前に拝読させていただいたのですが、付箋だらけになりました

再現性が高く明日からでも実践できるものもあります

 

地域づくりに関心のある方は、ぜひお手に取ってみてください

 

 

 

 

 

 

 

今日もご覧いただき、ありがとうございました。

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