負けても次の一歩を踏み出し続けよう | 脳性麻痺の身体障害者・やぎちゃんのブログ~チャレンジド☆チェンジ@茨城県古河市

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茨城県古河市在住のやぎちゃんです。出生時仮死による脳性麻痺の身体障害者です。情報を集めるのが苦手な人が情報を得られるように、このブログでは障害者福祉やデジタルアクセシビリティ、バリアフリーに関する情報を発信しています。

 

茨城県境町男女共同参画講演会

 

 

木山裕策さんの講演を聴きに行ってきました

 

 

講演会チラシ

 

木山さんといえば、「home」のヒットで、ご存知の方もいらっしゃるかと思います

結婚式などで歌われることもありますね

 

 

 

 

4人の息子の父

2005年に甲状腺がんに罹患

手術日の前夜に医師から「手術後に声が出なくなる危険性がある」ことを告げられ、長年の夢だった歌手への挑戦を決意

 

奥さんと子どもたちが見守る中、オーディション番組に出場するが、不合格に

それでも異例の再挑戦をし、メジャーデビューしました

 

 

講演内容は

・脚本家になる夢に向かって頑張っていたけれど、数年で諦めてしまったこと

・企業に就職し、結婚・マイホームを建てた翌年に甲状腺がんに罹患・手術したこと

・歌手としてデビューするまでの道のり

・現在の活動紹介

 

 

一番印象的だったのは

「生きていく中で必要なのは、勝ち続けることではなく、負けてもまた次の一歩を踏み出し続けること」

という言葉

 

オーディション再挑戦の直前に、協力者から「子どもたちは連れて行きますか」と尋ねられた木山さん

「1度目の不合格直後、大泣きしていたので、もう自分の失敗する姿を見せたくないから連れて行きたくない」と答えると

「負けても次の一歩を踏み出す親の姿を子どもたちに見せなければいけない」

と怒られたそうです

子どもたちに

「またダメかもしれないけど、見にきてくれる?」

と尋ねにいくと、もうすでにハチマキを巻いて、気合いを入れてて1枚上手だったそう

 

家族っていいですね

 

 

障害や生きにくさを抱えていると、上手くいかないことも多々あります

それでも「どうすればうまくいくのか」試行錯誤する中でヒントが見つかることがあります

「こうしたい、こうなりたい」と声をあげることで、応援してくれる人とめぐり逢うことも

 

わたしもこれまでたくさん経験してきました

それだけに木山さんの言葉は、心に響いたのです

 

 

講演後には歌唱もありました

・翼をください

・涙そうそう

・世界で一つだけの花

・home

・愛は勝つ

・糸

 

貴重なお話を聴いてからのオリジナル曲「home」は、これまでとは一味も二味も増して聴こえました

 

 

約2時間という短い時間でしたが、ココロがほっこり

パワーもらえました

 

オンラインで聴ける講演会も便利ですが

リアルに勝るものはありませんね

 

 

 

 

今日もご覧いただき、ありがとうございました。

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