特別支援学校なのに、バリアフリー図書がゼロという事実 | 脳性麻痺の身体障害者・やぎちゃんのブログ~チャレンジド☆チェンジ@茨城県古河市

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茨城県古河市在住のやぎちゃんです。出生時仮死による脳性麻痺の身体障害者です。情報を集めるのが苦手な人が情報を得られるように、このブログでは障害者福祉やデジタルアクセシビリティ、バリアフリーに関する情報を発信しています。

 

 

学校図書館等における読書バリアフリーコンソーシアム公開シンポジウムにオンラインで参加しました

 

 

 

シンポジウムのオープニングスライド

 

はじめに読書バリアフリーの状況等について話題提供がありました

そのあとには、学校図書館における体制や図書・データの共有について実態を調査し、資料共有のあり方の検討や課題の整理を行うことを目的として行なった、アンケート調査の報告

 

そこで明らかになったのは

 

・読むことへの特別なニーズが明らかな学校でも、バリアフリー図書の蔵書がゼロという学校がある

・通常の学校でも、特別な教育的支援を必要とする児童生徒は8.8%在籍という報告もある中、バリアフリー図書の蔵書ゼロが7〜9割あること

 

学校の図書館(室)の意味ってなに?って考えてしまいます

 

 

課題になっているのは、出版数が少ない、認知度が低い、入手方法が不明など

 

著作権法37条では、読むことに障害のある児童生徒に対して、電子化・点字化・オーディオブック化等への複製・翻案が認められていますが、こちららの周知度もまだまだ低いのかもしれません

 

読むことに困難があり、学校の図書館(室)にある本を読みたいけど、読むことができないという児童生徒のみなさん

「読みやすいようにカタチを変えてほしい」と伝えてみましょう

 

新しい世界を見つけることにつながりますよ

 

 

 

 

 

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