彼の声 2024.6.22 「無視できること」 | 彼の声

彼の声 2024.6.22 「無視できること」

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 何を騒ぎ立てられても意に介さないとなる
と、関係のないことだと思うしかないが、自
身に関することが騒ぎ立てられているのだか
ら、無関係であるはずがないのだろうが、騒
ぎ立てている人にとってはそうであっても、
都合の悪いことは無視したくなるわけで、無
視できるほどの権力があることを見せつけて
いるのかどうかも定かではないが、とりあえ
ずは無視できる範囲内で無視しているわけだ
が、果たして無視できなくなるかというと、
終始無視しているつもりだろうから、無視で
きなくても無視しているふりを装うことには
なるだろうし、それを関係のない人たちがど
う受け止めるかということになるわけでもな
く、そんなこととは無関係なところで、それ
とは別の事情や経緯からおかしな成り行きに
なってくるかも知れないし、すでにおかしな
成り行きになってきているのに、それも無視
できるとしたら、ではいったい何が無視でき
ないのかというと、都合の良いことだけ強調
したり誇張して、それが政治宣伝だと言われ
ているわけでもなく、それを肯定するにして
も否定するにしても、都合が悪いことなら無
視する一方で、都合の良いことなら積極的に
取り上げて宣伝に使うことになるだろうが、
そんな宣伝が自分にとって都合が良いなら、
それが宣伝の対象となっている人を支持する
理由となればいいわけで、要するに困ってい
ないのだから無視できるというのは嘘で、都
合の悪いことを騒ぎ立てられて困っているが、
困っているなんて態度や表情に出すはずもな
く、都合の悪いことには全て無視を決め込む
一方で、都合の良いことだけ一方的に宣伝し
まくるだけで済んでしまうなら、そういうこ
とだと受け止めるしかなく、自分には関係の
ないことだと思ってそんなのは無視するだけ
だが、無視できなければそれについて言及す
るしかなく、実際にこうしてそれについて言
及しているつもりなのだが、いつものように
要領を得ないから、何を述べているのかよく
わからずに意味不明となってしまうが、それ
もよくわかるように説明すると都合が悪くな
るから結果的にそうなってしまうのかも知れ
ず、それが無視できないからそれについて言
及しているのに、それが何だかわからないよ
うに述べていること自体が矛盾しているが、
それについて直接言及してしまうと嫌な感じ
になってしまうからそうなってしまうと受け
止めるしかないにしても、何だかよくわから
ないが面倒くさいことについて言及している
わけで、なぜそんなに面倒くさいのかという
と、自分には大して関係のないことなのに無
視できないからだが、無視しても構わないの
に言及してしまう理由が何なのかがよくわか
っていない可能性もありそうで、よくわかっ
ていないからそれについて直接言及するのを
避けているのかも知れないが、それでもわか
ってしまうようなことである限りで、メディ
アから受ける印象にも影響を受けながら言及
しているのだろうが、ある傾向の人にとって
はそうなっているからこそ居心地の良い社会
に暮らしているような気がするだろうが、そ
の一方で絶えず不快で嫌な感じがつきまとっ
てくるのだとすれば、そんな嫌な感じをもた
らしているのが、現状の中で居心地の良い思
いをしている人たちなのかも知れず、それが
危うい均衡の上に成り立っているとは思えな
いし、何よりも安定を望んでいるからそうな
っていると思えばしっくりくるような感覚な
のかも知れないが、それに関しても嫌な人た
ちの言いたいことがわかっているのに、なぜ
かそれについての言及は避けたいわけで、そ
の代わりに意味不明なことを述べようとして
いるのだから、ひたすらそこから離脱しよう
としているのに、それができない理由もわか
っているはずだが、たぶん今ある社会が壊れ
かけているのではなく、逆にある傾向が顕著
に表れている社会を執拗に存続させようと意
識しているわけでもないのに結果的に存続し
てしまっているから、そんな傾向に嫌気が差
している人にとっての不快な安定も執拗に続
いて行ってしまうような嫌な感じなのかも知
れず、しかもそれで一向に構わないところも
言行が一致しない自己矛盾に陥らせる原因な
のかも知れないが、何よりも現状で構わない
ところが気に食わないわけだから、それを何
とかして変えようとするには、何かと何かを
一致させないとならないと勘違い気味に思っ
てしまい、それに関してはありふれた紋切り
型的な思考に基づいて政治と経済を一致させ
れば、それに失敗することによって目論みや
魂胆の浅はかさを思い知るわけでもなく、逆
により一層の勘違いに導かれながらそういう
試みを批判する人々への憎悪を激らせるに至
るから、それで構わないようなことになって
しまうわけだが、なぜそれで構わないのかが
わからなくても、それでは説明になっていな
いような気がする一方で、政治的な行為を経
済的な行為に結びつけることがそもそもの間
違いであるはずがなく、むしろ積極的に政治
を経済に結びつけようとすれば、それが救い
ようのない愚かさにも結びつくかも知れない
し、そうするしかないと思うなら、そういう
ことをやっている政治家集団の仲間入りをし
たくなって、そんな傾向の人たちが議会など
で多数派勢力となってくれば、そういう成り
行きが進行中だと思っておけばいいはずだが、
その一方でそれが直接には結びついていない
と事態を捉えるなら、ではなぜ結びついてい
ないそれを執拗に結びつけようとするのが政
治の役目や目的となってくるのかがわかるわ
けでもないが、それが直接の役目や目的とは
しない方が、政治にとっては都合が良いと考
えておいた方が無難なのかも知れず、それが
わかっていない人たちが政治の目的が金儲け
や権威や権力の誇示になっている政治家集団
を支持して選挙の際にそれらの立候補者に投
票するか、あるいはそんな政治には無関心を
装って、投票そのものを放棄するかの二択に
なるだろうが、政治の目的を金儲けとは違う
方面に設定できる人がいれば、金儲けが目的
の政治家集団など無視できるだろうし、選挙
の際にもそうではないことを主張する候補者
に投票するのではないか。

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