彼の声 2024.6.5 「迷走する原因」 | 彼の声

彼の声 2024.6.5 「迷走する原因」

voice-163

 迷走というと何が迷走しているのかはわか
っているつもりだが、迷走せざるを得ない成
り行きなのだから、仕方がないのかも知れな
いし、迷走していると批判するのも、批判に
なっていないような気がするわけでもないが、
そもそもデマを言いふらすことしかできない
人たちなのだから、まともな中身が伴ってお
らず、そんな人たちを支持している人たちも
頭がおかしいと言わざるを得ないとしら、彼
らの自業自得なのだから、迷走しているのも
当然の成り行きだと思うだけで、それ以上に
何がどうなっているわけでもないのだが、そ
ういう意味では迷走していることについては
何の問題もないと認識しておいても構わない
のかというと、中にはそんな迷走状態を批判
する物好きな人もいるらしく、そんな物好き
な人を支持するわけにも行かない理由がある
わけでも、どちらを批判するとかどちらの味
方にもなれないわけではなく、どちらかとい
えば迷走している人たちとは距離を置いて、
それを批判する人たちとも距離を置いて、で
は何を言いたいわけでもないのかというとそ
うでもなく、できれば迷走している原因を指
摘したいのだが、その原因が迷走している人
たちにはないとは言えないだろうが、他に原
因があるかというと、それらの人たちを迷走
させている成り行きがありそうで、彼らが迷
走せざるを得ないような成り行きになってい
るのはどういうわけなのかといえば、他の誰
が彼らを操作しているわけでも導いているわ
けでもないとすれば、彼らがそうなるように
仕向けているのは誰でもなく、彼らが勝手に
そうなっているに過ぎないと見ておいても構
わないが、彼らがそうなるように材料やきっ
かけを提供している人たちも他にいるかも知
れないと思うなら、当然それが彼らがデマを
言いふらす対象となる人や団体だと思ってお
けばいいことになるだろうが、たぶんそれが
日本だけでなく、世界的にそうなろうとして
いる傾向の中に身を置いている人や団体なの
かも知れず、しかもそれらの人や団体も彼ら
と同じような傾向も持ち合わせているから、
というかまるで近親憎悪のようにいがみ合う
兄弟のような存在だとも言えるわけで、どち
らにもそれなりに批判できる面があるからど
っちもどっちというわけではなく、それもど
ちらかというと世界的にそうなろうとする傾
向に導かれている側の方に分があるから、そ
ちらの方が有利というか、そもそも有利不利
という情勢判断が歴史的な時間経過に従って
次第にそちらの方へと有利さの度合いが増加
傾向にあると現状を捉えておくのが無難かも
知れないが、なぜそうなって行くのかという
と、現状で不利に傾いている側が苦し紛れに
繰り出すデマや嘘の類いが次第に世の中で通
用しなくなりつつあると認識できそうで、そ
の程度のことなら簡単に理解できるのだが、
そうしたデマや嘘や言いがかりの類いをスル
ーしながら彼らを許容して受け入れてきた人
人の立場というのも、現状が変わりつつある
成り行きの中では次第に形骸化しつつあるこ
とを世の中のどれほどの割合の人が理解して
いるかというと、まだほとんどの人たちが理
解していないどころか、理解しなくても構わ
ないような心理状態になっている可能性もあ
るから、そういう面まで考慮に入れるなら、
世界的にそうなろうとしている傾向に導かれ
ている人たちの方が有利だとは言い難いかも
知れず、そんな現状の中で次第に不利になろ
うとしている側の人たちがそういう成り行き
の中で激しく抵抗しているのかというとそう
でもなく、特に目立って激しい抵抗活動が繰
り広げられているわけでもなく、それもどち
らかというと無駄で無意味な悪あがきの類い
だと楽観したくなるのだが、油断は禁物で、
別に誰が油断しているわけでもないのだが、
次第に有利になろうとしている人たちがやろ
うとしていることも、現状の世の中では必ず
しもうまく行くわけでもないと予想されるか
ら楽観できないどころか、お先真っ暗という
わけでもないにしても、それなりにひどい結
果を招くことも想定しておかなければならな
いとは思うが、それも別に覚悟ができている
わけでもないから、うまく行かなければ落胆
すればいいのかも知れないが、そうなってか
らそら見たことかと言い放つ人もいくらでも
現れるだろうが、そんなことをこれ見よがし
に言い放ってしまう人たちもうまく行く方法
を知っているわけでもないから、お互い様だ
と思うしかないにしても、たぶんそれで構わ
ないわけで、現状の成り行き自体がそれで構
わないような成り行きになりつつあるわけで、
そうなる方向に沿ったことをやって行けばそ
れで構わないようなうまく行かない結果がも
たらされて多くの人々の落胆をもたらすのか
も知れず、そういう経過の中で今も多くの人
人がうまく立ち回ろうとして、あれやこれや
と試行錯誤の最中にあるから、それを高みの
見物するような立場などあり得ないし、誰も
がうまく行かない成り行きにとらわれながら
も、各々がそれなりの生活や活動に心身を費
やしているわけで、それがうまく行かないか
ら迷走と見えてしまうとしても、その全てを
否定的に捉える必要もないのかも知れず、大
抵は誤解に基づいているから、それを二者択
一問題だと誤解していると思っておけばよく、
例えばそれが保守と革新のどちらを選ぶとか
ハードウェアとソフトウェアのどちらを選ぶ
とか、両者が混ざり合っていることを考慮で
きない人が一方を強調する傾向となってしま
って、結果的に選べないものを選んだつもり
になるから誤解が生じるわけで、それに関し
て最近のわかりやすい事例を持ち出すなら、
トヨタとテスラが同じ土俵の上で競争してい
ると誤解している人がとらわれている傾向と
いうのが、保守的でハードウェアな方面を強
調する傾向にあるわけだが、それが彼らの頭
の中では二者択一問題を構成しているから結
果的に誤った方向へと他の多くの人々を誘導
するような成り行きをもたらしているわけだ。

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