上司のこと
新年度に向けて、いろんな役割交代が決まる時期です。
今年度一番重く感じていたことからは外れることになりました。ガミガミ言われるの覚悟で伝えた意向が通ったようです。
一方で新たに苦手なことものし掛かってくる気配が満々で、結局気が重いという…。
ただ、所詮会社員ですし、よほどの理由がない限りは決められた役割をこなすことは仕方ない。まぁやってみるか…という感じです。大変なのは自分だけじゃないしなぁ。
告げられたとき、反射的に『エー』てこぼしたら『何がエーなの!!!』て、あちらが凄い勢いだからもう何も言えなかったし、覆らないの分かってるし。
でも、やる前からぐちぐちするより、やってみて行き詰まったら愚痴じゃなくて相談してみようかなーと
結局そう思わせてくれる上司なのでしょう。
ただ、このしょうがないからすぐ諦めて受け入れてる雰囲気も見破られているようで、よく噛み付かれるけど。
人のことよく見てるよなぁ。そういえば看護学生って一番最初に何勉強するかって『観察』だったなーとか思い出してた。
…こないだ、年度末の評価でゆっくり二人で話す時間があり、色々鋭い指摘を受けました。
相変わらず厳しいけど、わたしの情けない新人の頃を知っているその人が
『頼りにしてるし、あなたが淡々と指導してる姿見て、成長したなぁとしみじみ思ってるんだからね。』と言ってくれる。
『あなたのこと今は何にも心配しないで安心してるけど、放置はしないから大丈夫よ。』と、さらりと言い残された。
…褒められるのも叱られるのも苦手で放っておかれるのが一番楽だなんて思ってた時期もあったけど
ずいぶん傲慢な勘違いだったと改めて気付きます。
て、これ書いてたら母親の顔も浮かびました。
明るくてパワフルで、厳しいけど優しくわたしを導いてくれる人です。