仕事の迷い
ずっと今の仕事を続けてきて、まぁいつも迷いながらやってきたけど
今が一番深い壁にぶち当たってるような気がします。
天職だとか、この仕事が向いてるだなんて思うのはなんか違うんじゃないかなぁと言い聞かせてきたけど
やっぱり人の命というか病と向き合うという自覚を持っていなければ、この仕事を続ける資格はないと思う。
ご自身のことができない方や認知症や不穏だらけのこの状況で、寄り添えずにいる自分にうんざりしている。
たぶん、月単位の余命の方に『早くお迎えがきてくれればいいのに…。』『どんどんできることが減っていく。いよいよ終わりなんだろうか…。』と打ち明けられました。
希望は持っててもらいたいけど、嘘を言いたくはない。かける言葉が見つからない。わたしの反応を試されてるのかとも思う。
そうやって病気や怪我や老いを前にしたときに、わたしは優しくなりきれずに逃げたいと思ってるんです。
そんな葛藤の最中にもナースコールが鳴って、そちらにも反応しなければならない。立ち止まってちゃんと受けとめる余裕がない。
さらせない酷い感情やイライラを抱えながら患者さんやスタッフと接している。
挙げ句、いつか自分や家族に罰が当たるんじゃないかとたまに本当に怖くなる。なんて自己中なんでしょうね。
正直、病棟を良くしようとかスタッフの育成とかそこまで気が回らない。荷が重たい。
やめたいけど、こんな中途半端に逃げたところで後悔するのは分かりきっている。けど、そんな身勝手な理由で続けてていいのだろうか…。
上っ面は良くても、内心そんな行き場のない限界を感じています。