第1回タカヒロのKV-2の砲塔 制作記 | グッスマらぼ

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みなさま、スドラーストヴィチェ!

制作部のタカヒロ(gsc_Takahiro)です。

 

前回の記事でお知らせしたとおり、本日から新企画「KV-2の砲塔」の製作記事の連載が始まります!

 

-前回のあらすじ-

PLAMAX カチューシャ&ノンナを作ったタカヒロは、物足りなさを感じてPLAMAXと同スケール(1/20スケール)でカチューシャ&ノンナと戦車をセットで飾れるKV-2の砲塔の台座を作ろうと企画したのである...

 

前回の記事はコチラ→ PLAMAX MF-16 minimum factory カチューシャ&ノンナを作る!

 

 

それでは「KV-2の砲塔 制作記」スタートです!

プラ板などの素材を使って作品が完成するまでの工程を解説しながらご紹介していきます。

 

今回使用する素材は、プラ板パテアルミパイプです。

全国の模型屋さんとホームセンターで手に入る一般的な素材です。

 

 

そして使用する工具はこちら!

カッターマット、カッター、コンパスカッター、定規、ペン、紙やすり、模型用接着剤

これも模型屋さんとホームセンターで揃えることができます。

 

紙やすりを使うときは、小さな木片やアクリル板などの「当て木」を使うとプラ板を平面に削ることができます。

 

まずは、プラ板を切っていきますがプラモデルのように説明書や設計図がないので寸法はネットや参考書で調べて決めます。

戦車の全長、全幅、全高の寸法から各部品の寸法を出していきます。

 

 

寸法を出したらその通りに各部品を切り出していきます。

切る...といってもこの作業で垂直が出ないと後に全体が歪んでしまうので慎重に切っていきます。

 

切ったプラ板を模型用接着剤で貼り合わせていきます。

90°に切ったプラ板を内部に接着すれば垂直に接着することができて強度も増します。

 

次に、曲面のある部品を作ります。

プラ板を曲面に切り出すのは難しいのでポリエステルパテを使います。

このポリエステルパテ強烈な溶剤臭がするので使うときは必ず換気をしましょう!

 

◆ポリエステルパテとは!!◆

主剤硬化剤の2種類を混ぜ合わせることにより化学反応で硬化するパテ

通称「ポリパテ」 フィギュアの原型制作にも使用されています。

 

◆メリット

・厚盛りできる

・硬化時間が早い20~30分くらい(温めればさらに早く硬化する)

・プラモデル等に使われる素材(ポリスチレンなど)に喰いつきがいい

 

◆デメリット

・硬化時に収縮する

・強烈な溶剤臭がする(換気必須ガーン

 

 

 

駐退復座機(砲を発射した際の反動を軽減させる装置)を収めている箱と砲身を取り付けました。

砲身にはアルミパイプを使いました。

ようやく戦車っぽい雰囲気が出てきました!

 

ちなみに砲身は上下に可動できるようにギミックをつけました。

上下に動くだけでも写真の撮り方によってシーンが変わって見えるかもしれません...

完成が楽しみになってきましたキラキラ

 

砲塔の大まかな形ができたので、次回はディテールアップ編です!

装備品やボルト類を取り付けてよりリアルに仕上げていきます。

 

それでは今回はここまで!

 

 

次回のグッスマらぼブログはハルによるMAXファクトリー30周年展示会記事です。

お楽しみに!

 

 

ダズヴィダーニャ

 

制作部 タカヒロ(gsc_Takahiro

 

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