毎年見ていますが・・・・・・面白い!
選手が通過する直前。我家のすぐ近くです。
東洋大学の選手が通過した瞬間です。GALAXY Tabの連写で撮りました。
ナゼ人は箱根駅伝に魅せられるのか?
それは箱根駅伝が単なるスポーツ競技ではないからだ。
平坦なトラックを走るわけではない。
それも1区間がひとつを除けば全てが20kmを超える長さ。
権太坂、遊行寺の坂、そして箱根の山。
母校の襷。
10位以内のシード校争い。
さらに興味を倍化させるのが出身高校だ。
高校の同級生、先輩後輩が同じ大学、あるいはライバルの大学で競い合う。
特に名門、長野の佐久長聖高校などは、いろんな大学に散らばっているので走る選手の気持ちは複雑だろう。
「あいつには負けたくない」
「あいつのために頑張りたい」
往路優勝した東洋大学の柏原君が往路優勝インタビューで泣きながら「やったぞ!田中!」と叫んだ。
田中とは復路の8区で早稲田との差を一気に30秒以上縮め、区間賞を獲った田中君だ。
山の神と言われた天才柏原君が昨年の箱根駅伝以後調子を崩し、直前まで出走が危ぶまれていた。
その柏原君を励まし続けていたのが田中君だった。
その田中君も走りながら、苦しくなると田中君の励ましを思い浮かべたという。
こんなエピソードが紹介されるのだから涙もろいおじさんはたまったものじゃない。
そして箱根駅伝ほど「根性」と「意地」を剥き出しにするスポーツはない。
「スポーツ中継」と「ニュース報道」。
テレビの力の強さをまざまざと見せつけられた最強のコンテンツだと思う。
広告会社にいて、メディアに関わる仕事を長く続けて、いま、ようやく気づいたことは、メディアのブランド価値とコンテンツの力だ。
この価値と力を最大限に活用する最適化を企業に提案することが、我々広告会社の大きな使命だと思う。
単に15秒のスポット枠を買うことだけが仕事ではないはずだ。