今年の映画10大ニュース6~10位 | ソフィアの森の「人生は、エンタテインメントだ!」

ソフィアの森の「人生は、エンタテインメントだ!」

音楽が好きで、映画が好きで始めたブログですが、広告会社退職後「ビジネスの教訓は、すべて音楽業界に学んだ」を掲載しました。

昨日の続きですが、その前に・・・・・・・


民主党主導による来年度予算がいよいよ決まる。


日本の借金が膨れに膨れて、今や財政破綻したギリシャやアイルランドよりも国民総生金額比で大きくなってしまった。


何しろ税制収入より国債発行額が上回っている国なのだから。


ということは、企業に例えればとっくに債務超過している状況だということです。


おまけに国の赤字を補填する国債を日本の銀行がどんどん買い付ける。


そんな状況なのに子供手当てや高速道路の無料化という安易なマニフェストにより新たな財源を求め続ける民主党。


最早消費税の増額は待ったなしのところまできている。


企業でいえば、営業利益の赤字状態が続いていながら、かつて保有していたゴルフ場の会員権を売ったり、社員寮を廃止したり、社員の給料を下げたりしながら、何とか債務超過を免れているといった状況に似ています。


当社は複数あるゴルフ場の会員権をまだ売っていないので大丈夫(笑)


なのに公務員を削減したり、公務員の給与を人事院勧告以上に削減できなかったり、大きな決断ができていない日本。


どうなるのか・・・・・・・・・・・・


6.アカデミ賞で史上初の女性の監督賞受賞


「ハート・ロッカー」のキャスリン・ビグローだ。元夫「アバター」監督のジェームズ・キャメロンとの賞争いにも注目が集まった。保守的、伝統的なアカデミー賞会員にすれば3Dエンタテインメント作品である「アバター」に監督賞や作品賞を与えることに抵抗があったことは容易に推察できた。それにしても「ハート・ロッカー」は歴代の作品賞受賞作品の中で、最低の興行成績だったという。これをどう解釈すればよいのか。


7.ハリウッドの大手映画会社MGMが経営破綻


ライオンが吼えるロゴマークで知られるMGMが約40億ドルの負債を抱えて経営破綻。私など子供の頃から自由の女神のコロムビアと共に最も慣れ親しんだロゴマークが消えてしまうのはとても淋しい。007はどうなるのか?


8.米アップルが「iPhone」「iPad」向けに映画配信サービスをスタート


米アップルが11月から「iPhone」「iPad」向けに映画配信サービスを開始した。パラマウント、ディズニー、ワーナー、松竹、東映、角川映画など日米の大手配給会社が計1,000本以上の作品を提供。これは時代の要請と理解するしかない。


9.「フラガール」の映画会社シネカノンが経営破綻


「パッチギ」、「フラガール」を世に送り出した映画配給会社シネカノンが倒産したのにはショックでした。社長の李さんは尊敬する映画人だったし、何度か話もしたことがあるだけに残念です。こういうミニシアターの作品に観客が集まらなくなったことが最大の原因ですが、どうしてこうなってしまったのか。


19.ミニシアターの閉館が相次ぐ


何よりもショックだったのは日本のミニシアターを代表する渋谷の「シネマライズ」が3館ある劇場のうち2館を閉めてしまったことです。閉鎖したスペースでは11月からスペースシャワーグループがライブハウスの運営を始めた。シネマライズの頼社長もシネカノンの李さんと同じく尊敬する劇場経営者でした。頼さんが自力で買い付けた「フローズン・リバー」の素晴らしさを多くの人にクチコミで伝えたのはつい最近のことです。この状況に追い討ちをかけるように恵比寿ガーデンシネマが1月下旬での休館を発表した。


6位以降は暗い話題が多くなりましたしょぼん


ミニシアターで公開される良質と言われる作品に観客が行かなくなったと嘆いてばかりいても仕方ない。


現実、「ハーブ&ドロシー」や「白いリボン」など、ツイッターなどの世界では大いに盛り上がり、それなりのヒットに結びついている作品もある。


最近よく出てくる言葉に「キュレーター」というのがある。


氾濫する情報を整理し、自らの判断で消費者に伝える役割を持った人のことです。


消費者は自らが信じるキュレーターの言葉に動かされる。


例えば「ハーブ&ドロシー」の場合、私はツイッターで尊敬する電通の「サトナオ」さんの評価を聴いて劇場に足を運んだし、「白いリボン」は日経の映画評で5つ星を獲得したので観に行きました。


これから私が観たいのは


仕事で関わった「トロン」。


ショービズの世界を描き、シェーラが出演している「バーレスク」。


映画でのビートルズを観たい「ノルウェイの森」。


ストーリーに惹かれた「バカモノ」。


です。