今年の練習が始まりました | ソフィアの森の「人生は、エンタテインメントだ!」

ソフィアの森の「人生は、エンタテインメントだ!」

音楽が好きで、映画が好きで始めたブログですが、広告会社退職後「ビジネスの教訓は、すべて音楽業界に学んだ」を掲載しました。

音楽の素晴らしさと健康


10月30日(土)に行われる第四回定期演奏会の練習が今日から始まりました。


マンドリン、ギター、マンドチェロ、コントラバス、フルート、クラリネット・・・・・・・・・・


フルパートが参加しての第一回練習です。


昨年のコンサート以来4ケ月ぶりに再会した人もいます。


「お久しぶり~、元気だった?」


「体調はどう?」


などなど、家族と健康の話題から挨拶が始まります。


我々の年代になると僅か4~5ケ月の間でも体調を崩す人がいますから、まずは元気に再会できた喜びを分かち合うのです。


仲間の一人が大腸ポリープ切除での入院、何人かの人は親の介護で欠席ということはあったものの、札幌からも福岡からも元気な音楽仲間が集まりました。


ところで、この写真、何だか分りますか?


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譜面台の下の部分に4Bの鉛筆がぶら下がっているのです。


合奏の練習中に、指揮者は各パートに細かい指示を与えます。


例えば


「OO小節目のO拍目から、ritをかけてクレッシェンドしてください」


だとか


「ここのPはメロディーですから周囲の音を聴きながら、聞こえるPで弾いてください」


だとか


「最後の4分音符はritがかかっているので二つ振りにします」


こういう指示を譜面に書き込んでいくのですが、書き込むには4Bぐらいの柔らかい鉛筆が適しているのです。


しかし、その鉛筆を譜面台の溝などに置いておくと取りにくいし、譜面台から落ちてしまうこともあります。


そこで、鉛筆のキャップの底に磁石をつけて譜面台にくっつけたのです。


市民オーケストラに参加している先輩のアイデアです。


これは超便利です!


さて、今回は最初の練習なので現在揃っている譜面を全て通しで弾きました。


レハールの「女学生」・・・・・・・軽快な曲です。今年のオープニングはこれで決定!


エルガーの「愛の挨拶」・・・・・・・エルガーというと「威風堂々」という行進曲が有名ですが、この曲はバラードです。トレモロが難しいもののアンサンブルになると、とても美しい曲になります。


そして難曲はヘンデルの「水上の音楽」・・・・・・・これは、運指の部分でいくつか難しいところがある他、特に私たち1stマンドリンとティンパニー、そしてフルートに課せられる課題が大きいので頑張らなければなりません。


今回のメイン曲は、マンドリンオリジナル曲として定評のある我らが恩師「久保田孝」先生「序曲・ト短調」です。


師が高校2年生の時に作曲したというソナタ形式の名曲です。(すごいですね。天才です!)


驚いたことに、この難曲がある程度完成とまではいかないけれど、最初から弾きこなしている人が多かったことです。


皆、こっそり、いや必死に練習していたんですね。


譜面が配られたのが今年の2月ですから、2ケ月間での個人練習の成果がでていました。


仲間の半分以上は現役のサラリーマンと家庭の主婦です。


忙しい時間の中での音楽活動は、正直なかなか大変です。


4年前の単に音楽を楽しみたいという思いから、最近はより良い演奏を来場者に聞かせたいという思いが強くなってきた証拠です。


その思いが、何とか時間をやりくりするのでしょう。


でも、その陰には家族の理解と支えが必要です。


10月30日、乞うご期待!


真摯に仕事に取り組んでいるからこそ、余暇の音楽活動を続けることで癒される・・・・・これを忘れてはイカン!と実感した一日でした。


閑話休題。


先週2本の映画を観ました。


「NINE]「17歳の肖像」の2本です。


「17歳の肖像」については改めて書きますが、今回は「NINE」です。


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フェデリッコ・フェリーニの名作「8 1/2」をベースにミュージカル仕立てにしたブロードウェイヒット作をアンソニー・ミンゲラの脚本、ロブ・マーシャルの演出で製作された作品です。


二コール・キッドマン、ケイト・ハドソン、マリオン・コティヤール、ペネロペ・クルス、ファーギー、ソフィア・ローレン,ジュディ・デンチ等豪華な出演者でしたが、私は不覚にも途中で眠ってしまいました。


ヤバイ!


好きな映画を観ながら眠ってしまうとは・・・・・・・・・・・


滅多にありません。


何故か・・・・・・・主演の映画監督を演じるダニエル=デイ・ルイスがミスキャストだったからです。


どうして、「眺めのいい部屋」、「ギャング・オブ・ニューヨーク」、「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」などの名作に出演していた彼がこのようなミュージカル作品に出演したのか・・・・・・・・・・


その思いが頭から離れず、映画に溺れることなく、いつしか眠りについてしまったのです。


47年前、「8 1/2」で主役を演じたのはイタリアの伊達男マルチェロ・マストロヤンニでしたから、全く違いますよね。


主役のグイドは何と言っても伊達男でなければなりません。


残念ながら満足度60点です。


でも、でも、ニコール・キッドマンは美しかった!


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色が白い!


背中が綺麗!


ルックスが超クール!

それにしても「8 1/2」を文字って「NINE(=9)」とは人を食ったタイトルではありませんか。


閑話休題。


本日読了した本です。


佐々木さんの出版ペースには驚きます。


佐々木さんはこの本の中で、来るべき電子書籍本格時代に向け、日本の出版社が学ぶべきことは着うたや着メロやiPod,iTunesにより、ビジネスモデルが根底から変わってしまった音楽業界だと何度も力説していますし、その理由も述べています。


日頃から私が感じていることと全く同じです。


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読み始めた本です。


タイトルと「ビジネスチャンスは鬼女(=人妻)にあり!?」のキャッチコピーに惹かれて思わず買ってしまった本です(笑)

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