オヤジの街「新橋」の新風景・・・・・・・・・
新橋はオヤジの街だと言われています。
毎年7月23、24日に「こいち祭」という新橋商店街主催のイベントが開催されています。
「こいち」とは「小一時間」からとられたネーミングだそうです。
今年も夕方、お台場からの仕事帰りに立ち寄りましたが、例年より遥かに人が多い。
しかも道端には若い女性が大勢座っています。
新橋通の私でもこんな光景は初めてです。
安い路上での酒宴で盛り上がる若者たち。中にはビニールシートを広げている集団もありました。
その後立ち寄った超人気ビストロ「ウオキン」もOLたちで満員でした!
新橋も変わりました。
いつも中央のステージでは演歌歌手のコンサートやカラオケ大会をやっていましたが、今年は違う!
3人編成のオヤジ・アコースティック・フォーク・バンドが懐かしのフォークソングを歌っていました。
その中の1曲が吉田拓郎の「今日まで、そして明日から」。
ステージで歌い始めた途端、会場のオヤジたちが合唱し始めたのです!
こんな歌詞です。
わたしは今日まで生きてみました
時にはだれかをあざ笑って
時にはだれかにおびやかされて
わたしは今日まで生きてみました
そして今 わたしは思っています
明日からもこうして生きて行くだろうと
「今日まで生きてきました」ではなく「今日まで生きてみました」というところに拓郎のシニカルな目線が感じられます。
この歌を新橋のオヤジたちが大声で歌っているのです!
オヤジ頑張ってるじゃん!
ホントにそう思いました。
今のオヤジたちは演歌だけではありません。
フォークやロックや洋楽の洗礼を受けて育った「あら還」が大勢いるのです。
このフォークバンドが「かぐや姫」のメドレーを歌い始め、「22才の別れ」を紹介するときに「かぐや姫」のヒット曲と言っていましたが、これはNG!「風」のヒット曲です。
28日(火)にDeNAでシニア向け交流サイト「趣味人倶楽部」を運営しているN執行役員に「オヤジだってインターネットを利用している!バカにするな!」というタイトルの講演を社内で行ってもらいます。
この数ケ月、このサイトへの出稿が急激に増えているからです。