「官僚たちの夏」は心を熱くさせるドラマです | ソフィアの森の「人生は、エンタテインメントだ!」

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音楽が好きで、映画が好きで始めたブログですが、広告会社退職後「ビジネスの教訓は、すべて音楽業界に学んだ」を掲載しました。

今の官僚とは大違い!


今日で3回目の放送です。


とにかく官僚が熱い。


国を憂う心が熱く伝わってきます。


そんな時代もあ~ったねと♪


今夜の放送は日米繊維問題がテーマでした。


いわゆる繊維業界を人質に貿易自由化への妥協で米国と交渉する通産省の官僚たちがテーマです。


日本の繊維業界保護の立場に立ち、米国寄りの弱腰外交を非難する通産省重工業局長の風越信悟(佐藤浩一)が、とにかくカッコイイ。


初回視聴率は14.5%と好調な出足でしたが、2回目が9.1%と急降下。


でも都議選の開票と重なった中での9.1%ならば、まずまずではないでしょうか。


もっとも、こういう議論をする時には、視聴率の全体数字より、世代別の視聴率を分析すべきでしょうが・・・・・・


今回の貿易自由化~日米繊維問題で日本中が沸き立っていた頃のことをおぼろげながらですが、覚えています。


60年安保での学生デモ、東京タワーの建造、所得倍増計画、貧乏人は麦を食え・・・・・・・・周囲のことに無関心でいられないほど、時代が熱く、大きく動いていた時代だったのです。


劇中での風越信悟は後に通産省事務次官に昇進する佐橋滋のことです。


この佐橋滋という役人は歯に衣着せぬ発言でミスター通産省と呼ばれるほど力のあった人ですが、退官後は天下りせず、政官界と一切の縁を切ったことでも有名な人です。


気骨ある生き方です。


それに較べて今の役人の軽いこと。


退官後も、平気でいくつもの民間企業を渡り歩いていきますから。


自民党のコップの中の争い劇を見ていると、それはそれで面白いのですが、背筋を真っ直ぐ伸ばして、国を憂いた発言をする人が誰一人いません。


典型的な風見鶏の武部勤みたいな政治家を見ていると無性に腹が立ちます。


その意味では先に離党した渡辺喜美や郵政人事で正論を述べ罷免された鳩山邦夫のほうに分がありそうです。


平沼赳夫、鳩山邦夫、渡辺喜美の3人がまとまったら、これはこれで面白いのだが・・・・・・・・・


背筋を伸ばし、毅然とした態度で正論を述べる。


人生とはこうありたいものです。


いま、全英オープンで59歳のトム・ワトソンが1番のティーグラウンドにやってきました。


May I say、Tom Watson と紹介されティーショットを放ちました。


最年長優勝、是非達成してほしいです!