最近、何故かネット業界で注目を浴びる我が社です | ソフィアの森の「人生は、エンタテインメントだ!」

ソフィアの森の「人生は、エンタテインメントだ!」

音楽が好きで、映画が好きで始めたブログですが、広告会社退職後「ビジネスの教訓は、すべて音楽業界に学んだ」を掲載しました。

メディアニュートラルな時代だからこそ・・・・・


先週、久しぶりにグループ企業のひとつである「サンケイリビング新聞社」で「最新インターネット広告事情」と題し、主にモバイルによるバイラルプロモーションについて講演しました。


いつものように音楽配信をキーワードにできる限り分りやすく、楽しい講演を心がけたつもりですが・・・・・・・


いまコミュニケーション・デザインという考え方の下、メディアニュートラルという発想が大事だとあちらこちらで言われています。


つまり、商品や企業のブランディングのために最適な方法は、最初にメディアありきの発想ではないというものです。


多くの場合、この中心に位置するのがインターネットを活用したコミュニケーション・プランニングということになります。


しかし、インタネットのみで大きなキャンペーンを展開することには限界があり、ネット業界で注目を集めるクリエイティブエージェンシーの方たちから、「是非、御社と協業したいのですが・・・・」という話が、最近私のところに持ち込まれることが多くなりました。


時には私が尊敬する方から直々のお誘いを受けることもあり、恐縮してしまいます。


しかし、それには理由があります。


10月1日に我が社の親会社であるフジテレビジョンが「フジ・メディア・ホールディングス」という持ち株会社に移行し、我が社が「フジテレビ」、「ニッポン放送」、「扶桑社」、「サンケイリビング」・・・・・というメディアを代表する優良企業と横並びでグループ傘下企業になるからです。


ここにヒントがあるのです。


インターネット業界で成功を収めたいくつかのクリエイティブ・エージェンシーが次に飛躍するために考えるのが、メディアニュートラルという名前を借りたクロスメディア展開だからです。


テレビ、ラジオ、出版、新聞・・・・というマスメディア企業と横並びにある広告会社。


否が応でも注目を浴びてしまいます。


過大評価されてしまうときもあり、会食をしながら赤面してしまうときさえあります。


ただ、今回のメディアホールディングス化により、業界でも例を見ない特定のメディアグループ傘下の広告会社というポジションに立つことになるわけですから、このポジションを利用し、他社ではできないイノベーションを達成しなければ意味がありません。


毎日、毎日、そのことばかりを考えて過ごしています。


そんな中、今はまだ詳細はお話できませんが、11月より某テレビ局と組んで、モバイルと密接にリンクした新しい番組を立ち上げることになりました。


これに賭け、来年4月の改編期にはさらに発展した番組をネットワーク化し、業界の注目を集めるような仕掛けをしたいと燃えています。


ぜひ、ご注目ください。


これが私のコミットメント(?)です。


公にしたら、もう引き返せないですからね・・・・・・・・・・・・・