ジェイソン・ボーン3部作を一気に見る! | ソフィアの森の「人生は、エンタテインメントだ!」

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音楽が好きで、映画が好きで始めたブログですが、広告会社退職後「ビジネスの教訓は、すべて音楽業界に学んだ」を掲載しました。

う~ん、疲れました!でも面白かった!





3連休の初日、午前中から録り溜めていたマット・デイモン主演のジェイソン・ボーン シリーズ3部作を一気に見てしまいましたぶっ通しで5時間強、見ごたえがありました!


「ボーン・アイデンティティ」、「ボーン・スプレマシー」、「ボーン・アルティメイタム」です。


面白いとは分っていたのですが、想像以上でした。


秘密兵器に頼らず、自身の肉体と頭だけで考え、孤独に戦い抜いていくジェイソン・ボーンのストイックな殺し屋は内容こそ違え、アラン・ドロンの「サムライ」を思い出させてくれました。


全く違うと異論はあるかもしれませんが、雰囲気ですかね。


原作はロバート・ラドラムのサスペンションアクションですが、元CIAの暗殺者で記憶喪失になったジェイソン・ボーンの自分探しの旅であることが、3作続けて見るとよく分かります。


最後に記憶が回復してしまいますから、4作目はないのでしょうか・・・・・・・・・・・原作者は既に他界していますが、これだけのヒット作を続けないわけはないと思います。どうでしょうか。


2作目で死んでしまうボーンの恋人マリーを演じたフランカ・ボテンテという女優、どこかで見たことあるなあ、と思っていたのですが、「ラン・ローラ・ラン」の主演女優であることが分りスッキリ!


この映画は脇に意外な役者が出ています。




1作目・・・・・・ボーンに殺されてしまう出番の少ない殺し屋にクライヴ・オーウェン。うっかり見逃してしまうところです。


ボーンの元上司にはクリス・クーパー。相変わらずエキセントリックな役です。




2作、3作で、最初はボーンを追い詰めているのですが、徐々にボーンにシンパシーを抱いていくCIAの幹部にジョアン・アレン。いつもながらの知的な役です。


3作目で、CIAの不正に絡み執拗にボーンを殺そうとするCIAの局長に「グッドナイト&グッドラック」で主役のエドワード・R・マローを演じたノア・ヴォーゼンです。


玄人好みのキャスティングです。


マット・デイモンは名門ハーバード大学出身の高学歴俳優ですが、「グッド・ウィル・ハンティング」の共同執筆者でアカデミー脚本賞を受賞した親友ベン・アフレックはどうしたのでしょうか?


ジェニファー・ガーナーとの結婚後パッとしません。


世界中を移動し、語学と地理に詳しく、毎回派手なカーチェイスの後、車が大破しても死なない不死身のジェイソン・ボーン。活劇という言葉にピッタリのスリリングでスピード感のある映像に満足して85点。