う~ん、疲れました!でも面白かった!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/6d/c0/10092268661.jpg?caw=800)
3連休の初日、午前中から録り溜めていたマット・デイモン主演のジェイソン・ボーン シリーズ3部作を一気に見てしまいましたぶっ通しで5時間強、見ごたえがありました!
「ボーン・アイデンティティ」、「ボーン・スプレマシー」、「ボーン・アルティメイタム」です。
面白いとは分っていたのですが、想像以上でした。
秘密兵器に頼らず、自身の肉体と頭だけで考え、孤独に戦い抜いていくジェイソン・ボーンのストイックな殺し屋は内容こそ違え、アラン・ドロンの「サムライ」を思い出させてくれました。
全く違うと異論はあるかもしれませんが、雰囲気ですかね。
原作はロバート・ラドラムのサスペンションアクションですが、元CIAの暗殺者で記憶喪失になったジェイソン・ボーンの自分探しの旅であることが、3作続けて見るとよく分かります。
最後に記憶が回復してしまいますから、4作目はないのでしょうか・・・・・・・・・・・原作者は既に他界していますが、これだけのヒット作を続けないわけはないと思います。どうでしょうか。
2作目で死んでしまうボーンの恋人マリーを演じたフランカ・ボテンテという女優、どこかで見たことあるなあ、と思っていたのですが、「ラン・ローラ・ラン」の主演女優であることが分りスッキリ!
この映画は脇に意外な役者が出ています。
1作目・・・・・・ボーンに殺されてしまう出番の少ない殺し屋にクライヴ・オーウェン。うっかり見逃してしまうところです。
ボーンの元上司にはクリス・クーパー。相変わらずエキセントリックな役です。
2作、3作で、最初はボーンを追い詰めているのですが、徐々にボーンにシンパシーを抱いていくCIAの幹部にジョアン・アレン。いつもながらの知的な役です。
3作目で、CIAの不正に絡み執拗にボーンを殺そうとするCIAの局長に「グッドナイト&グッドラック」で主役のエドワード・R・マローを演じたノア・ヴォーゼンです。
玄人好みのキャスティングです。
マット・デイモンは名門ハーバード大学出身の高学歴俳優ですが、「グッド・ウィル・ハンティング」の共同執筆者でアカデミー脚本賞を受賞した親友ベン・アフレックはどうしたのでしょうか?
ジェニファー・ガーナーとの結婚後パッとしません。
世界中を移動し、語学と地理に詳しく、毎回派手なカーチェイスの後、車が大破しても死なない不死身のジェイソン・ボーン。活劇という言葉にピッタリのスリリングでスピード感のある映像に満足して85点。