傷ついた二人に、愛を呼び戻した殺人事件
「インファナル・アフェア」のチームによる香港版クライム・ムービー。
監督がアンドリュー・ラウ&アラン・マック
主演がトニー・レオンと金城武
日本版の主題歌が浜崎あゆみ
レオナルド・ディカプリオ主演によりハリウッドでのリメイクが既に決定
配給が浜崎あゆみが所属するエイベックス・エンタテインメント。
要するに大注目の作品というわけで、7月7日から日比谷のみゆき座チェーンで公開されます。
原題は「傷城」。つまり傷ついた街・・・・・ズバリ香港のことです。
サブタイトルが~Conffesion of Painとなっていますが、公式サイトのURLがDRYWHISKYになっていますから、きっと米国でのタイトルは、このDRY WHISKYになるのではないでしょうか.。
インファナル・アフェアのチームですから、安心して見ることができましたし、トニー・レオン初の悪役?という興味もあって、満足度85点。
90点に届かなかったのは、金城武の相手役の女優がイマイチだったため。作品の中身ではありません。念のため。
かつては上司と部下の関係だったベテラン刑事のヘイ(トニー・レオン)とポン(金城武)。ポンは恋人をの自殺で生活が一変。彼は刑事を辞職し、飲めない酒を浴びるように飲み、酔っ払い探偵に成り下がっていた。一方のヘイは、億万長者チャウの娘スクツァンと結婚し、幸せな生活をおくっていたが、ある日、チャウが彼の豪邸で何物かに惨殺される。父の死に不審を抱くスクツァンはポンに事件の捜査の協力を抱くのだが、血塗られた事件の裏には驚くべき因果関係と真実が・・・・・・・。
ディカプリオはヘイを演じるのでしょうかね?
この映画をヒットさせるには、もちろん王道のF1,M1への訴求は大事ですが、インファナル・アフェアのハードボイルドなタッチは意外と40代~50代のオジサンの心を捉えているのです。
しかし、最近のエイベックスの映画への入れ込み方はすごいですね。レコード会社というより、映画配給会社に近いものがあります。
秀作、駄作、大作、邦画、洋画・・・・・とにかく、一時のギャガ・コミュニケーションズのような(?)買い付け本数です。
残念ながら、試写会場では浜崎あゆみさんの主題歌は聴くことができませんでした。
既に香港版のDVDを900円ぐらいで購入することができます。