やはり、泣いてしまいました!
今さらと言われても仕方ないのですが、話題の映画をようやく見ました。
小説も読んでいません。テレビドラマも見ていません。
大ヒットモノに興味がない天邪鬼な性格が災いして、こんなに感動的な映画を見逃していたのです。
オダギリジョーの力の抜けた演技は、田舎から東京の大学に出てきたグータラ大学生そのままでしたし、息子の成長を温かい、ホントに母親とはこうあるべしという、温かい眼差しで演じる樹木希林の演技は生涯忘れることはないでしょう。
満足度90点。
世の中の母娘関係で悩んでいる人・・・・・・親としては、特に娘に見せたい映画ですが、わが娘に「時間がないから・・・・」の一言で片付けられた時には、何とも言えない寂しさを感じました。
興行収入も既に15億円を超えて、30億円は固いそうですから、配給元の松竹もウハウハ。キムタク主演の「武士の一分」の興行収入を超えることは間違いないそうです。
日本映画の場合、大ヒットするには20代のOLか50歳以上のオバサマ族が大挙して劇場に足を運ぶことが必須条件ですが、この映画も平日の夕方にも拘わらず、オバサマと熟年カップルで埋まっていました。
- リリー・フランキー
- 東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~