1/18 【広島】インターン報告会を開催しました!
みなさまお久しぶりです!
すっかり日が経ってしまいましたが、1月に開催したパレスチナ事業の二つの報告会について、これから2回にわたって紹介させていただきます。
まずは1月18日に開催したパレスチナ事務所インターン報告会から。。。
約3か月半の間インターンを行った広島市立大学の岡本はづきさんが報告を行い、学生や会員のみなさまなど、9名の方にご参加いただきました
岡本さんは現地で撮影した多くの写真を用いながら、占領下パレスチナの状況やパレスチナ事業で行っているワークショップの様子、学校訪問の際のエピソードを紹介しました。
それから岡本さんの報告には、彼女が現地で経験した具体的なエピソードの数々が盛り込まれていました。
現地滞在中に大きな爆発音が聞こえた際、一緒にいた子供たちが「いつものこと」と言っているのを見て、こうした恐怖が「日常」となっていることが、どれほど子供たちの心に負担となっているかを考えさせられたこと。
パペットのワークショップを見学した際、「パペットの目線を聴き手(子ども)に合わせながら語りかけることで子供の興味を引き付けることができる」という先生のアドバイスに感銘を受けたこと。
パレスチナの難民キャンプでホームステイをした際、「ここをあなたのお家だと思って、何でも好きに使っていいのよ」と言われ、パレスチナ人のあついホスピタリティに触れたこと。
岡本さんの写真と現地でのエピソードを頼りに、参加者のみなさまは事業地パレスチナについて、また当事業で用いているドラマ・イン・エデュケーションの手法について、思いを巡らせました。
報告会の後半には、PBパレスチナ事業で行っているワークショップについてイメージを持っていただくことを目的に、体験ワークのコーナーも設けられました。今回は、岡本さんが現地でも実施した、家づくりのワークを行いました。こちらは、紙とテープと花を材料に、言葉を一切話すことなく、グループで一つの家を作り上げるというものです!
各グループは、言葉を交わせないながらも、身振り手振りを駆使してアイディアを出し合っていました。自分の考えを言葉を使わずにどう仲間に伝えるか…こういうところで表現力が問われるのですね!
そうして出来上がった家が、下記の写真になります
花を住人に見立てたり、空が見える開放的な家にしたり、紙を丸めた柱を組み合わせて神殿風の家を作ったり…。各グループはそれぞれ個性的な家を完成させました!
PBのパレスチナ事業も、開始からはや二年がたちました。ここまで継続してこられたのも、皆さまのご支援のおかげです。この場をお借りして、改めて御礼申し上げます。今後も、パレスチナの子供たちを取り巻く環境やPBの教育支援事業の内容・成果について、皆さまと具体的なイメージを共有できるような報告会・イベントを開催していきたいと思っていますので、引き続き宜しくお願いいたします!
*パレスチナでの教育支援事業では随時ボランティアを募集しています。 日本語書類の英文化作業や、事業紹介、日本国内での広報活動などが主たる内容となります。 パレスチ問題にご関心のある方、詳しくはなくてもこれから知っていきたいという方、さらにはアラビア語ができるという方!!大歓迎です。 お気軽にメールにてお問い合わせください。