子どももボランティア

NGOという組織は、人海戦術に頼ることが多い職場です。
一般企業では考えられないような企画を、能力や技術とともに、｢人｣でこなしてしまうこともしばしばあります。
一般的に資金難の組織が多い、NGOで、人は、まさに財産です。

PB事務所は、経費不足で、通常の事務機器もそんなにそろっていません。
シュレッダーも手動。
そこで活躍するボランティアさん。




　
小学1年生のこの二人。
毎週金曜日、学校が終わると事務所に寄って、できるお手伝いをしてくれます。
もちろん、二人にとっては、楽しい遊びです。
でも、何となく、｢役にたってる｣という認識はあり、そんな感覚も楽しんでいるようです。
ボランティアは、こんなふうに、誰でも参加できます。
誰でも素直に、こんなふうに、自分を認めてあげてほしいと思います。

この二人は、PB事務所に来るたびに、500円ずつ、募金を積み立てています。
1年生が終わるころ、アフリカのために、何かしたいと思っています。
何をするかは、まだ決まっていません。
現地でどんなものが必要か、1年かけて、ゆっくり、じっくり、自分たちで考えていきます。
PBスタッフは、日常の子どもたちとの会話の中で、何かを感じてもらいたい、何かヒントになればと思いながら、彼らと接しています。

お子さまをお持ちの方、金曜夕方、彼らとお友達になりませんか？