東日本大震災被災地支援(3.28)

つくば洞峰公園避難所




若林区荒浜の様子



スタッフ2名は、北関東を経由して、東北は仙台に到着しました。

避難所の視察、社会福祉協議会との協議、現地で活動している他NGOとの会議、など行っています。

仙台自身も被災地で、避難者もまだ多いものの、
行政もしっかり機能し、自衛隊も活動し、物資・情報の集積地となって、
多くの方々が活発に活動されています。

一方、津波被害のあった地域では、自衛隊と消防が復旧作業にとりくみ、
住民の方々が、家屋の跡を探索しています。
(地域住民のみが立ち入りが可能な地域もあります)

報道などで見てきたとおり、沿岸部は津波により大変な被害を受けています。
以前横断歩道があった場所、老人ホームがあった場所などに立ってみて、そのスケールの大きさを嫌というほど思い知らされます。
がれきの積もった更地になった広大な土地を、どうやって未来につなげていくか。
過去に多く都市が経験した事象を、改めて考えました。

また、会議の中では、
援助物資が大量に届いている地域がある一方で、
家屋の被害がなく、避難所も開設されない中で、流通が回復しないため物資不足になっている地域もあることが指摘されました。
援助の不均等は、情報のせいでもあります。
何とか、このような地域が情報から隔離されないようなシステムの構築も早急な課題です。

現在、現地の行政・NPO等では、全国からのボランティアを受け入れるべく、体制を整えようとしています。
きっと、｢現地で直接、お手伝いしたい！｣と、いてもたってもいられない方もおられるでしょう。
もう少々、お待ちください



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