イヤなのに黒い服ばかり選んでしまう原因 | ファッションをわかりやすく説明するスタイリスト土居コウタロウ ブログ大阪梅田東京新宿

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おはようございます、ダメ出ししないファッションロジック®スタイリストの土居コウタロウです。

 

今日から10月ですね!いよいよファッションの楽しくなる時期が本格的にスタートしました!

 

秋の色の服や、素敵な上着など、たくさんのおしゃれアイテムが売っています。

 

これらの服を毎年買うけれど、タンスの肥しになってしまっていませんか?

 

 

そうなる理由はたくさんあると思いますが、先日こんな話しで盛り上がりました。

 

 

おしゃれな服を着たいし、周りからもそれを望まれるけれど、

結局手に取るのは黒い服になってしまう。

 

その理由を自分なりに考えたら

昔母親から「目立ってはいけない」というようなことを言われたから

ということを発見した、そこまで突き止めたと話されました。

 

この話しが盛り上がり、更に突き詰めると

祖母も更にそんなことを言っていたと。

 

お母さんはおばあさんの影響を受けて、その方に「目立ってはいけない」と言ったということです。

 

 

そこで、僕はひとつ自分なりの考えを話しました。

 

それは「おばあさんが言われたことは、おばあさんの考えというよりも、日本全体に浸透して考えだと思います」ということです。

 

日本人は控え目で自分の意見を言わず、調和を重んじる。

 

この話しと「黒い服を着てしまう」という話しはリンクしているのです。

 

 

ではこの日本人の考えは、いつから始まっているのでしょうか?

 

 

歴史を見ていて、ひとつ発見したことがありましたのでご紹介します。

 

 

それは江戸時代にあるという説です。

 

 

徳川家康が全国統一し、国を統治する政策を作りました。

例えば参勤交代、士農工商、などです。

 

特に士農工商の階級制は、影響を残しているように思います。

 

各村同士、コミュニティーの中でお互いに見張り合うようになっています。

 

お互いに見張るので、服装を目立つものにして噂を立てられるといけないよ、となるわけです。

 

 

今、現代はそんなことは無くなっているし、

個人が自分らしく輝いていく方向に進んでいるのに、

昔の呪縛が今も続いているのです。

 

 

自分が黒い服を着てしまうことを脱出するには、

親や祖母から言われたことを思い返し、発見したことを紙に書き出し、

冷静に観察して、「今はいらない考えだ」と納得することです。

 

その原因の祖母のもっと前、江戸時代にあることになります。

 

その時からある日本の社会通念から脱出することが大切になりますね。

 

これからの日本の価値観に合わせた服装基準を身に着けていきませんか?

 

 

ファッションロジック®では、昔の二十四節気という暦も踏まえて、

2020年という今の価値観に入れ込んだファッション提案と服装勉強を提供しています。

 

ご興味ありましたら、ぜひコースなどにご参加くださいね。

 

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では!

 

土居コウタロウでした!

 

素敵な一日を!!