日本第一党について | おばけかいじゅうのたわごと

日本第一党について

昨日、日本第一党の広島県支部が、広島市中区の平和公園と原爆ドームを結ぶ橋である、元安橋で街頭演説をしておりました。

演説内容ですが、メインは「オリンピック開催反対と16日にIOCのバッハ会長が平和公園訪問反対」の演説でした。

それ以外にもありますので、項目に分けます。
 

①オリンピック開催反対とIOCのバッハ会長が平和公園訪問反対

オリンピックについては「利権」によって国民が疲弊しているということから反対であり、バッハ会長が広島に来ることも反対だとのことです。

 

②武漢ウイルス(新型コロナウイルス)

「武漢ウイルス」とあえて言ったのは、発生源を忘れさせないためであり、差別ではない。

また、この疫病を流行らせたのは天災ではない、自民党が引き起こした人災である。

 

③自民党批判

自民党の政策がことごとく弱腰で、国民の疲弊を加速させている。
特に、新型コロナウイルスを抑えるには、外国人の入国を規制することであり、それをしなかった責任は重大である。
また、大企業が優遇される政策もおかしい。

こうなった背景には、選挙に行かない人たちが多いからだとのこと。

 

④景気対策

マスコミは国の借金と言っているけど、あれは嘘である。

10万円の給付金もだけど、消費税を0にすべき。


以上のような感じでした。

なお、新型コロナウイルスを「武漢ウイルス」と言ったときに、

別の勢力が「ヘイトだ!」と騒ぎ出し、少し騒然となりました。

 

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ここからは僕の感想です。

結論から申し上げますと、「日本第一党は以前と比べてかなり変容した」という感じでした。正直言いますと、保守という看板を掲げた共産党という印象です。

 

①については、日本第一党らしくない主張です。

バッハ会長が来るのであれば、来年の北京冬季オリンピックを開催させないよう要望することが本来の務めだと思うのです。

それをせずに、オリンピック開催中止、バッハ会長の平和公園訪問反対では、極左暴力集団の主張と同じことになります。
(写真はその日の14時過ぎに本通りでやっていた、中●派系の街頭演説)


 

②について、今年の1月に 新型コロナウイルス関連で中国政府に対しての責任に関する訴訟参加募集をしたそうですが、あれから音沙汰がありません、どうなっていますか?
 

新型コロナウイルスをあえて「武漢ウイルス」と言っているのなら、他の国と連携して責任追及をすべきであり、政府に対してそういった行動をとるべきだと訴えるのが一番だと思います。

 

③について、確かに自民党に問題があることは事実です。
でも、経済問題を言うのなら、対中非難決議が出来なかったことに対しても言うべきではないかと思います。

 

さらに言うと、前回の東京都議会議員選挙に公認候補や推薦候補を出しておりません。

批判だけならだれでもできます。政党として立ち上げているのだから、立候補者を出すべきでした。

 

④について、景気対策についてはおおむね理解できますが、

利権」とか「大企業優先」というワードは共産党が良く使うワードです。

途中から来た人は「共産党?」という印象が強いと思います。

 

トータルで考えても、国防に関しては一言も言っていません。

また、中国に関してもあまり言及しません。

 

中国の横暴(チベット・ウイグル・南モンゴル・香港)に対して言及しないのはおかしいと思います。

本当に保守政党なのでしょうか?

本当に愛国政党なのでしょうか?

 

今回の街宣活動からはそんな感じには全く見えませんでした。

なので、私はこの党には支持しません

最後に、日本第一党は8月6日に原爆ドーム前で何かやらかす模様で、党首もくるそうです。
正直、騒動を広げる要因なので、来ないでほしいです。

 

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