原爆ドーム・平和公園という場所
広島市の平和推進基本条例が成立し、
改めて平和公園や原爆ドームという場所について、私なりに思ったことを書きます。
平和公園や原爆ドームは、平和を訴える場所ではあるが、
それ以上に、犠牲になった方々の追悼をする場所だと改めて感じました。
※写真は昨年の8月9日の平和公園です。
24日に原爆慰霊碑や原爆ドームに張り紙をして、翌日に呉市に住む男が逮捕されました。
そのとき、ネットの反応は「許されない」という意見が多かった。
そう思うと、平和公園や原爆ドームという場所は、それなりのマナーが必要であり、それに沿った行動をすることこそ、「平和」という心ができるのだと感じました。
にもかかわらず、8月6日の朝に原爆ドーム前での政治集会をしている団体は、
そのマナーを破って、大音量で自分たちの主張を言ったり、
デモ行進をしてシュプレヒコールをしている。
別の団体は、令和なのに昭和時代で止まっているグループもいる。
これらの団体はすべて、自分たちは「正義」だと思っている。
だけど、世間一般に人から見たらマナー違反をしているおかしな団体にしか見れない。
だからこそ、広島市議会は平和推進基本条例を作り、25日に賛成多数で可決したのです。
改めて、政治集会をしている団体やそれを支援している団体に言う、
8月6日の「広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式は、市民の理解と協力の下に、厳粛の中で行う」
という名の通り、政治集会やデモ行進はやめていただきたい。
やるなら、別の日時でやってもらうか、別の場所でやって頂きたい。
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