平和推進条例に反対する人たち(その2)
前回の「平和推進条例に反対する人たち(その1)」の続きです。
前回は、反対している人たちの主張にツッコミを入れましたが、
なぜ事実を隠してまで街頭演説をするのか?
それは、この団体は8月6日の朝に、原爆ドーム前で政治集会をするのです。
その模様は以下の動画をご覧ください。
基本スタンスは「反戦・反核」だそうで、「戦争反対」「核武装はやめろ」など言っています。
また、広島・長崎には全く関係ない話も出てきます。
逆に原爆で犠牲になった人への哀悼の気持ちはこれっぽっちもない感じです。
(一応、8時15分の黙とうはするようですが・・・)
あと、チベット・ウイグル・南モンゴルの人たちへの弾圧に関しても言及がありません。
「平和」という看板を掲げているのならこれにも言及すべきですが、
それよりも、米中戦争で日本がアメリカに加担するのを嫌がっています。
おまけに、その声は周囲に迷惑をかけるものでして、
特にデモ行進は平和公園の対岸の元安川の川べりを通るので、
その付近のマンションなどの住民は迷惑をこうむっているようです。
(実際に、うるさいというツイートがありました。)
広島市でも数年前から「平和祈念式典挙行中は、お静かにお願いします」という横断幕を出していますが、
この団体は全く見ていません。
自分たちが信じ込んでいる理論の通りに動いているので、周囲に迷惑をかけているという感覚はないと思います。
なので、広島市議会の議員さん方が動いて、「平和推進条例」を制定するに至ったということです。
私が思うに、集会をするのなら、周囲のことを考えて行動すべきだと思っています。
集会もその時間でなくてもいいし、前日や翌日でもできます。
デモ行進も無言でできます。
そういった配慮ができる団体のほうが、賛同しやすいと思うのですがどうでしょうか?
まあ、「自分たちが信じ込んでいる理論の通りに動いている」方たちなので、聞き入れることはないですね。
次回は、反対勢力の言い分にまたまたツッコミを入れたいと思います。
おまけの一枚。
最後に、わたくしは8月6日の平和記念式典を静かな環境で行いたいと思っており、
「静かな8月6日を願う広島市民の会」に参加しております。
よかったら、そちらも見ていただければ幸いです。