世界最高のストライカーと言えばレアル・マドリーのクリスティアーノ・ロナウドですが、香港で生まれたこのゴールはあらゆる意味でスペクタクル。不世出のゴールと言っても過言ではないでしょう。
(ソース:telegraph.co.uk)
決めたのは、香港ファーストディビジョンリーグ、CitizenFCに所属するディフェンダーのFestus Baise選手。サッカー史上、これまでにカメラに収められてきた中で最も奇妙なゴールを決めた後、彼は誇りと恥が交じり合ったような複雑な感情だったに違いない。
なぜならば、これがオウンゴールだったからだ。
彼がボールをクリアしようとして放った信じられないようなスコーピオン・キックによって蹴り出されたボールは、美しい弧を描き、自陣のゴールへと吸い込まれてしまった。
このインシデントを目の当たりにした両軍のプレイヤーは唖然とし、しばらくの間動き出すことができなかったという。しかしCitizenFCの選手の何人かは、この31歳になるチームメイトの意図しない驚くべきゴールを祝福しているようにも見えた。
Baise選手にとっては幸いなことに、試合は3対2でCitizenFCが勝利した。