眠らせないのは、なんのため?

お目通し下さり光栄です、京の拝み屋

西陣の拝み屋です。

本日4/24は、ご予約満了となりました。

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この世界でお仕事をして、まもなく20年。

その間15年くらい師範の椅子に座っています。

前の組織の影響なのか、伝授日の前に

眠れなくなる日がたまにあります。

靈氣に対し独自論を持ち過ぎて、探究心が

旺盛過ぎた故独立を余儀なくされたわたし。

ならば、ということでフリーになってから

盛大に研究を重ねてきました。

その先に龍神靈氣があり、いまの伝授体系が

誕生しました。

その中でこの数年気づいたこと。

「伝授の前は眠れないもの」という教育で

10年以上お仕事してきました。

当然脳はそれを疑わなくなる、でもそれは

前の組織の流儀で、いまはもう違う。

そう、違うんじゃないの?


上洛して龍神靈氣が生まれ。

わたしはもう完全にオリジナル体系の世界に

いる。

元の組織が禁じ、未だにしていない遠隔伝授を

独自に編み出し、その過程で臼井靈氣の真髄を

ゼロから解体して手法を編み出した。

あとは脳の思い込みをどう解除していくのか、

それだけなんだな、と。


長く家系浄化と呪詛の解除を専らとして

きましたが、だからこそ言える。

一番の呪詛とは、教育の名を借りた洗脳

なのではないのか、と。

靈氣伝授の前は眠れない、それは前の

組織の世界の掟。

いまのわたしの世界には関わりがないこと

なんじゃないのかと。

これと同じことは、世の中いくらもあって。

進学、進級、就職、結婚、離婚、転職、転居。

さまざまな環境の変化はすべて、世界のシフトに

他ならず、その度に掟は簡単に書き換わる。

しかし脳はついてはいかず。

苦しむこともあるのかもしれない、なんて。


「起きたことが最善」。

これは真理予防学でよくお伝えすること。

人の死も、不具合も、嫌なこともすべて

最善のタイミングで起きているはず。

でもその作用の真意がわかるのは、いつも

あとになってから。

だから、人は失望や絶望感に打ちひしがれて

しまうのだけれど。

やがて答えは齎される、そんなことだと

思うのです。


昨夜は護符制作をしていましたが、深夜まで

及びました。

珍しくすべての水引が、作り直しになった

から笑。

お納めの先は一粒万倍日に還暦をお迎えに

なった方のところ。

ご依頼が来たときから「水引は赤」と

メッセージが降りてはいました。

本当は一粒万倍日に謹製したかったのですが

スケジュール的に叶わず。

1日あけた翌日のおつくりとなりました。

そこでこれまでにない「ゼロからつくりなおし」

に遭遇。

結果祈祷するのは、夜中となってしまいました。

まあないこと、正直戸惑いましたが。

実は昼間、ご依頼主の方のインナーチャイルド

からメッセージを受け取っていました。

そのメッセージに従えば、謹製するのは

夜中である必要があったのです。

なぜなら、護符に仏様とともに亡くなられた

お父様がお付きになりたかったようで。

もっとも、お父様が入られたのは緑のお守りの

方。

こちらはご依頼ではなく、えみこからの

誕プレなのですが笑


護符類は、ご依頼を受けてから石や石留めを

選びに行きます。

いまのその方に一番合うものを選ぶためです。

そこで目が止まった犬の形の石留め。

ご依頼人は愛犬家なので、そのせいかと一瞬

思いましたが、守護仏守には似つかわしくない

気がして手放しました。

しかし、あまりに気になるので連れ帰り

個人的にプレゼントすることにしたのです。

還暦祝いとお誕生日祝いを兼ねて、贈らせて

頂けばいいよね、そう思っていました。

謹製を始めて、祈祷の段になり始めて、

それがお父様のご意志だと気付きました。

そういえば、三姉妹の妹さんが以前常駐先で

働いていらしたことがあり、その際出勤の

朝、ふわりと「それを渡しては貰えないか?」

と伝えにいらしたことがありました。

「それ」とは、わたしがお守り代わりにしていた

ピンキーリング。

ご本人は戸惑われていましたが、それを

大切にお持ちくださっている、とのちに

教えて下さいました。

(そうか、今度は他のご姉妹の番なのね)

そう思った瞬間。

言葉が伴わなかったのは、もうすぐこちらに

いらっしゃるからかな。

最近この方に子授け守りをお納めしましたが

おめでたい報せがあるかもしれませんね、

期待しておこう。


亡くなられた方のお導きで家族ぐるみを

担当させていただくことがあります。

何年ものお付き合いとなり、家族の移り

代わりを見て行ったりする。

霊媒師なんて、誰が信用するんだよ。

そんな言葉を幾度となく浴びてきましたが。

信用されなくても構わないけど、そうだから

わたしはなにもすることはできないだけ。

反対に信じてくれた方には予想もしなかった

世界をみせてあげられる。

それが霊媒師の真骨頂、えみこの世界は

きっと能舞台。

そこに氣色(けしき)が浮かび上がると

信じてくれない方には、多分なにも

みせてはあげられないだけなのです。


護符は本日発送されて、到着したら

すぐ、蠍座の満月になります。

その夜、お父様は逢いに見えるのかな。

だから、間に合わせて欲しかったのかな。

なんにせよ、


ドラマチックが止まらない。

それが、ほんとの黄泉と今世にまたがる

世界。

人はそれを桃源郷と呼ぶのかもしれません。


桃源郷、連れて行けたかな。

桃源郷、連れて行きたいです、貴方を。







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