知る幸せ、知らない幸せ
お目通し下さり光栄です、風の時代の
SSトレーナー 西陣の拝み屋です。
SSトレーナーとは、ソーシャルスキル
トレーナーの略、社会的スキルの指導者を
意味します。
1/18はオンラインにてご予約承ります。
緊急事態宣言最初の週末が過ぎました。
医療現場は、さまざまな形で逼迫してきて
いますね。
わたしは元々は代替療法分野の出身なので、
やはり大変気掛かりです。
今年から代替療法分野もまた指導再開を
しようと思うようになりました。
いまでこそ、拝み屋とか霊媒師とか呼ばれて
いますが、20年弱前にデビューしたときは
単なる靈氣療法家でした。
それも、プロになる気はまったくなく笑
ただ、家族をこの手で守りたかったのです。
当時、必死な思いで探した霊能者の方は
知る人ぞ知る地元ではお力のある方らしく、
確かにわたしも家族も救われましたが。
のちに「娘さんを弟子に欲しい」と
申されました。
我が子を盗られる、と思ったわたしは、子を
守るには自分でやれるようになるしかない。
そう、強く思ったのです。
入門した師範からは
「先祖の業が深過ぎて、生きているうちには
終わりますまい」とさえ言われました。
それでも、わたしは諦めきれなかった。
結果的に言われた課題は5年、次の課題は
15年でクリアしました。
けれど、終わってみたら次はその技術を
広く世に呈しなさい、というお役が
待っていました。
先祖たちが残して行ったことを片付けて。
次は世に呈し、汚名を晴らして生きていく。
そんなことを、疑いもせず信じていました。
京都で暮らし出して、行場にしていた
お坊さまに言われました。
「臨済宗は縁起論を取らないから、子孫が
なにをしようが先祖がしたことの肩代わりは
できない」
もうね、衝撃でした笑
そんなこと、お師範から聞いたことなかった
から。
それから「先祖」とか「家系」とか「因縁」に
ついて調べました。
調べるうちに神道葬祭の神社さんにご縁が
できて、とても不思議な導きを体験しました。
昨年春に始まったステイホームからの一年。
世の中は一変し、ライフスタイルが変わり
ました。
神奈川への往来は止まり、家にいる時間が
増えました。
仕事の仕方が変わり、家族や私生活を省みる
時間が増えました。
そして。
気付いたんです。
わたしは、大切な人の笑顔を見るために
生きていたかったんだ、と。
家族のためにご飯を作って、みんなで食べ
自由に家族が寛ぐ傍で世話をする。
安心して眠ってしまえば、毛布をかけて
好きなだけ寝かせる。
それが一番幸せなんだ、と。
美味しいものや綺麗なものに喜ぶ顔が
観たくて、こっそり贈り物をする。
それがわたしが一番幸せを感じる時間。
ずっと追いかけてきた、先祖のための
なにかではなかった。
家族や大切な人を守る力を持つことでも
なかった。
ただ、皆んなでご飯を食べて、食べさせたい
ものを作り続けて。
お世話をして、ときどきサプライズを
用意して喜ばせたい。
それが、大切な幸せなひととき。
気づいたら、もう戻れない。
だから、そうなるように生きていく。
どうしてランチ付きの講座をするか
わかった気がして。
大切な人たちとご飯を食べて、ときどき
サプライズを用意して喜ばせたい。
花が咲いたような笑顔が見たい、それは
家族も生徒さんもお客様も、みんな同じ。
映画「サマーウォーズ」の栄おばあちゃん
みたいに死んでいきたい。
あの映画が、たぶんわたしが生きたい世界。
よろしくお願いしまぁぁぁっす！
●脳科学ブログ「神はサイコロを振らない」
●スケジュールや講座などを知りたい方は