この星の一等賞になりたいの、霊媒で。
そんだけ。
おはようございます、京の都で修行中
平成小野篁 会いに行ける霊媒師 惠御子です。

本日より二条城前ひなたカフェ常駐開始と
なります。

ご予約絶賛承りまする。

さてさて、冒頭の一等賞宣言。
FBやってる方はご存知かと思いますが、FBは
過去のTLをデイリーで遡り配信する機能がつきました。
個人アカウントは投稿の嵐なわたくし。
友達繋がりの皆様、ごめんなさい。
その機能が2年前のとある投稿を表示しました。
そこにあったのが、こちら。





地元湘南が舞台、大好きすぎますこの映画。
本当にどれだけペコに憧れたことか。

見えない世界のことは、いつも後になり判ります。
長いときには10年単位で答え合わせがある、
そんなときもあるのです。
昨夜は、そんな夜でした。








昨夜、清水五条で開催された妖怪堂さん主催の
大人の寺子屋に参加。
二時間、平安時代の葬送システムについて学びました。
その中でわかったいくつかのこと。


五条陶器市会場にある若宮八幡。
一年前の秋、わたしは五条若宮八幡の先にある
ゲストハウスに二ヶ月連続で一週間滞在し
京都営業をしていました。
覚えている方もあると思いますが、以前眷属と
して連れていた白蛇光秀は、清水五条の路地裏から
迎え入れた白蛇でした。
光秀と出会うきっかけを作ったのが、実は
六波羅蜜寺の弁財天様。
弁財天に契約のお願いに行き、光秀を迎える
ことになり、そのあと光秀の本社は御所白雲神社
であることがわかり、そちらにご挨拶に。
その後菅原院天満宮に導かれ、主神を菅原道真公と
したことで、弁財天、光秀をお返しに上がり
代わりに吉祥天と、白龍をお迎えします。


辻堂秘密基地の守護神 白龍。
光秀同様一階アトリエ les lienさんオリジナル。
身体は光秀のパーツをリメイクしてくれるという
素晴らしさ、いつもありがとうございます。


昨夜の寺子屋でわかったことは、明治以前まで
神仏習合であり、そのころ六波羅蜜寺には
天満宮があったこと。
明治になり分離されて、六波羅蜜寺の天満宮は
若宮八幡に引き取られたことでした。

そして。
天満宮には、十一面観音、不動明王か、毘沙門天、
そして吉祥天が道真公とともにお祀りされていたこと。


まさに、このスタイルです。
京都秘密基地入居日に迎えた毘沙門天は、西陣の
血を引く陶芸作家さんのオリジナル。
導かれるように迎え入れた理由を、いま知らされた感じがしました。

また、疫病の神は八阪神社の牛頭天王(素戔嗚命)。
その神仏習合の仏が薬師如来であったこと。
薬師如来は、六道珍皇寺の本尊です。
また、京都秘密基地近くにある戻り橋は
死者が復活したとの逸話のある橋。

なんかもう、最後は笑ってしまいました。

六道の葬送システムの構築には、安倍晴明が
活躍していました。
でものちに秀吉の弾圧にあい痕跡が無くなった
そうです。

なぜ晴明町に京都秘密基地ができたのか。
すべてが綺麗に線で繋がった夜でした。
わたしが平成小野篁を名乗ったのは、
人の寿命に対し、交渉する力が欲しかったから。
篁になれば、閻魔大王に物が言える。
そんな、途方も無い夢を本気で叶えようと
思ったからです。
その対価にどれだけのものが必要になるか
そんなことは思いもしない。
簡単に叶いはしないと判る、でもやらない
選択はわたしにはありませんでした。

昨日の寺子屋は、教えてくれました。
この夢は、もう随分前から神さまたちは
きっと決めていて、その役者を探して
いたに過ぎないのではないかと。
わたしが選ばれたなんて言わない、
そんなこと畏れ多いもの。

ただ。
立候補した感は、過分にあります。
ポストはあるんでしょ?ちょっと
やらせなさいよ的な。
その方が、しっくりくる。

人の死を山ほど見てきた背景にあるもの
本当に神さまがわたしに見せたかったのは
わたし含めて残された人々が、どうしていくか。
だから、わたしは後追い衝動が止まらない
2年半を生きる必要があった。





法医学のように、未来のための霊媒師でありたい。
残された人々が、前を向いていられるように。
いまのわたしは、知っています。
死にゆくものには愛しかないことを。
例え辛辣でも、美しい愛はそこにあることを。
だからこそ、淀みなく口にしていこうと決めている。


昨日開催したスピリチュアル予防学。
大切な方を亡くされたばかりの参加者の方に
わたしの話はきっと、辛辣だったかもしれません。
本当は、話すべきではないのかもしれない。
でも、それを口にするのが使命なんやと思うのです、いまのわたしは。
きっかけは、この映画。





死神にとって、情は病。
そして人の最後を託すのは、悔しいけど彼ら。
ならば、同じ世界観無くしては話も聞いて
貰えまい。

篁公は野狂と称され、晴明さんはある種残酷な
ことが知られていました。
でもそれは、死と渡り合う人間には、なくては
ならない要素だから。
正義感ばかり強く、使命感が腰刀のわたしの
最大の病がこの情。
もはや、治癒させねばなりますまいな。

平成小野篁を名乗るからには、致し方なし。

わたしの生地の氏神は、祇園八阪神社です。
神奈川に現存する数少ない祇園紋を神紋に
持つ八阪神社がわたしの氏神。
その意味をいま、知ることになった
都の六道参りの夜。

神さま、なかなか観せますね。
ほんま、かなんわー。