錦の時間が終わりました。
おはようございます、京の都で修行中
平成小野篁 空いに行ける霊媒師 惠御子です。
颱風接近が叫ばれた昨日、三ヶ月お世話になった
錦天満宮界隈の提携店が最終日を迎えました。
いろいろあり、ここで離れる選択をしましたが
お世話になった三ヶ月は、本当に楽しくて
少し切ない最終日でした。
ラストギリギリまでご依頼をいただき、誠に
ありがとうございました。


最終日と知り、来てくださったお客様に頂いた
お花と差し入れ。




最後のランチは、迷った末よくお世話になっていた
お茶漬け屋さんで、初茶漬けランチ。
もう商店街でランチするとか、そうそうないだろうから。

8月からは、麩屋町に移りますが、そちらは昼からの受付。
朝からランチ挟んで一日中店にいるのは
2017年に出演終了したミクセリア以来一年半ぶり。
同時勤務の鑑定士さんがいるスタイルは
初めてで本当に勉強になりました。
短い間でしたが、本当にありがとうございました。

温かいお客様に恵まれて、毎日楽しかった。
錦を離れるタイミングで道真さんも退官しますが
これからは、篁公と閻魔ちゃんと麩屋町を
はじめとする現場に出てまいります。
皆さま引き続きどうぞよろしくお願い致します。


昨日の満月、颱風で月見どころではなかったけれど。
水星逆行も重なってか、まあいろいろな
びっくりが多発する一日でしたが笑笑
夜の23時過ぎに気づいたら寝てしまい、夜中に
来たとある電話で起こされて。
そこから二時間近く、ある方とLINEしていたのですが。

巫女に感じた。
そうその方が言ってくださったのが、なんだか
本当に嬉しかった夜でした。

この世界に長くいると、形容しがたい感情を
抱く相手に出会います。
誰かに話せず、ひとり抱えるしかないことも
実は幾らも出てきます。
都に来て、そんな想いを聞いてくれる人や
形容しがたい感情をきちんと受け止めてくださる
大切な人たちがゆっくり増えていくのを
感じていて。
自分のことを特別なんて思ったことは一度もないし
この先もきっと、思えやしないのだけれど笑笑

わたしみたいな存在は珍しくて、代わりは
そういないのかもね。
そんなことは、やっと認められるようになりました。
だからこそ、嬉しかったなあ、この言葉。
いーっつも長々わたしの話を聞いてくれる
某方、ほんとにありがとうございます。

貴方自身を、まず大切に、
そう言ってくださる愛しき皆々様方。
そんな身に余る光栄に、わたしはいつも
泣きたいくらいに幸せになってしまうわけです。





昔フーコー小説大賞に応募して、出版間際で
没にして、お蔵入りさせた小説がありました。
その作品の中に書いたのが、この曲。
あの作品『ウーヴの空飛ぶ人力車』が世に出る
ことは二度とありません。
でも、あの作品を書いたときによく似た気持ちに
いままた、なれたのが本当に幸せ。

この世は夢のように美しく、現実のように確かなもの。
だから、わたしはいつも幸せなんです。

愛しきものがあるうちは、それを笑ってしまう
くらい愛せるうちは、幸せだから。
そんな存在に、ひとつでも多く出会いながら
死んでいきたい。

今日も命の限り愛そう、愛しきもののすべてを。
ただただ、いまこの瞬間に感謝。