「ボレロ」を演奏する打楽器奏者。
パトリス・ルコント監督の短編作品です。フィリップ・リオレ監督の「パリ空港の人々」の併映作品として公開されたそうです。ジャン・ロシュフォールつながりかな?
上映時間8分程度のこの作品。ワンシーン・ワンカットで繰り広げられるのは壮大な「ボレロ」。
・・・ではなく、「ボレロ」を演奏する打楽器奏者のヤル気のない表情・・・(^_^;
崇高で威厳すら感じられる「ボレロ」も、ルコント監督の手にかかればシュールな笑いへと誘います。
音楽についてはよく判りませんが「ボレロ」はある意味、指揮者よりも打楽器奏者がオーケストラを導いているような気もします。
それなのに、この打楽器奏者ときたら・・・(^_^;
打楽器奏者役にはジャック・ヴィルレ。あの表情がムカつくぅ~。でも笑える(^-^)
心ここにあらずの打楽器奏者なのですが・・・やっぱりプロなんですかねぇ。
ルコント監督は「ボレロ」の一定のリズムで刻み続ける曲調がお気に召さないらしいのですが・・・。
はたして、最後まで打楽器奏者は刻み続けることができるのか・・・。
それは、ご覧になって確かめてください♪




Title:
LE BATTEUR DU BOLÉRO
Country:
France (1992)
Cast:
(Le batteur)JACQUES VILLERET
(Le chef d'orchestre)LAURENT PETITGIRARD
