今回の特集レビューはいかがでしたでしょうか。
「僕のピアノコンチェルト 」のヴィトス
「4分間のピアニスト 」のジェニー
「ピアニストを撃て 」のシャルリ
「ピアノ・レッスン 」のエイダ
「ラストコンサート 」のリチャード
「ONCE ダブリンの街角で 」のチェコ人の女性
異なる個性を持つピアニストたち。
しかし、共通するキーワードとして「挫折」がありました。
そして、その「挫折」をいかに克服していくのかが焦点になっているようでした。
ヴィトスは祖父の生き方を尊ぶために・・・
ジェニーはクリューガーに反発しながら自分を見い出すために・・・
シャルリは臆病な自分を悔みながら愛する女性を弔うために・・・
エイダは新たな愛と新たな人生を生きるために・・・
リチャードはステラに愛を捧げるために・・・
チェコ人の女性は自分の家族と旅立つ男のために・・・
そして、彼らはピアニストとして生きていくのかを決断します。
また、ラストシーンでピアノを弾いているシーンが多かったですね。
さまざまな障害を乗り越えての演奏なので、そのシーンには深みがありました。
これで、前回の特集と合わせて、11人のピアニストたちを紹介致しました。
探せばもっとありそうですし、これからもピアニスト作品は登場してくるでしょうね。
また、来年の今頃に特集できれば幸いです。
秋の夜長にピアニスト作品・・・おススメです(^-^)