ハッカビーズ | ひでの徒然『映画』日記

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映画レビューを徒然なるままに書き綴ります。


ハッカビーズ


監督:デヴィッド・O・ラッセル

キャスト:

ジェイソン・シュワルツマン、ジュード・ロウ、ダスティン・ホフマン、リリー・トムリン

マーク・ウォールバーグ、イザベル・ユペール、ナオミ・ワッツ

製作:2004年、アメリカ


自然保護活動のリーダーであるアルバートはある悩みを抱えていた。見知らぬアフリカ人の男に異なる場所で3度も出会ったのだ。この偶然に疑問を感じたアルバートはとある探偵社に男の捜索を依頼した。ところがこの探偵社のベルナードとヴィヴィアンは一風変わった探偵だった。「哲学探偵」である2人は、持論の哲学を用いてアルバートの悩みを解決しようとアルバートに対してストーカーまがいの尾行と盗聴は始めてしまう。


アルバートは他にも悩みを抱えていた。自分が始めた活動をスーパーマーケット「ハッカビーズ」のエリート社員ブラッドに横取りされてしまったことだ。ブラッドはその容姿と言葉巧みな言動で活動の支援者の支持を自分に向けさせリーダーとなり、その裏で新たな店舗開発地を得ようとしていた。


はたして、アルバートはブラッドからリーダーの地位を取り戻し、心に抱えた悩みを解決することができるのか。


Comment:

主役級の俳優達が出演した奇想天外な哲学コメディ。


と聞こえは良いですが、ストーリーはほとんどないですね。


人それぞれに哲学(考え方)はあり、それに共感できるかどうかが問題なわけですが、この作品については共感する部分が残念ながらなかった・・・。


哲学なんていう難しいことは考えずに単純なコメディ映画にすれば良かったのに・・・。


面白かったのは、ベルナード役のダスティン・ホフマンとヴィヴィアン役のリリー・トムリンの掛け合いくらいかな。

あと、ブラッド役のジュード・ロウも軽薄な役を見事に演じていたと思います。


この作品で分かったことは「名立たる俳優達が出演しても脚本が悪いと面白い作品は作れない」ということかな・・・これって、哲学?



にひひかお