次世代の戦争 3
先に挙げた、四つの戦闘形態(宇宙戦、サイバー戦、深海戦、ロボット戦)について;けっきょくのところ、金(カネ=Money)とテクノロジーのあるところ(国や勢力)が、これらの戦力を実装することができるのであり、そうした国や勢力が(戦争で)勝ちまくる結果になる危険性があるだろう。それはつまり、(戦争における)勝利の寡占状態が現出する(危険性がある)ことにほかならないだろう。
次世代の戦争 2
先に挙げた、四つの戦闘形態(宇宙戦、サイバー戦、深海戦、ロボット戦)についてですが、これらの戦力を実装するためには、軍事力、経済力、科学力の三本の柱のうちどれかひとつが欠けてもだめでしょう。
作戦論
孫子が述べているとおり、世に普遍的な作戦というものは存在しないと思います。社会構造の変化やハードウェアの進歩に伴って、戦争の形態も遷移するのです。適者生存の法則のように、社会構造や戦い方の変化に適応して、理に適った作戦を立案した者が、勝って生き残ることができるのかもしれません。