『わたしはロボット』 | MYBLOG

『わたしはロボット』

『わたしはロボット』

アイザック=アシモフ著

ロボット三原則、陽電子ロボットなどがキーワードとして登場する。『1984』(『1984年』)では、(人間の)独裁者が、『すばらしい新世界』では、機械(コンピュータ)が、それぞれ主体として登場しているが、アイザック=アシモフ著のこの小説『わたしはロボット』では、ロボットが主体となっている。独裁者→コンピュータ→ロボットという具合である。独裁者(人間)からコンピュータ(機械)へとなり、さらに、コンピュータからロボットへと、範囲がしぼられていっていると思う。友人ロボットは可能か?軍用ロボはどうか?などが考えさせられる。そして、ロボットは、人間に対して反乱を起こすのか、ということが考えさせられる小説である。