エゲルバーグ勉強会ズーム会議 | fukudaのブログ

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徒然なるままに日々の出来事を綴っています

5月16日はエゲルバーグ勉強会をズームにて行いました。今回は外科対非外科療法の優劣についての論文たちの後編です。歯周治療を非外科で行って効果がない、または改善しないときに外科処置を行うっていうイメージがあるのです。外科と非外科を比べた論文は多々あります。結果的に言えば外科でも非外科でもそんなに変わらないのです。というとあれっという感じになるのですが、論文間に条件があるのです。これは長期に観察して、プラークコントロールの水準がよいレベルであるとどちらの治療も成功するということなのです。外科と非外科の術式を比べる、いわゆる短期の結果だと違いがみられるのですが、長期にわたるとそんなに違いがなくなるのです。予後を決める因子としては最初の重症度、全身の状態つまり疾患に対する抵抗性が左右してくるのです。

 

 

今日の富士山

    fukuda tomoki