蕎麦屋で小耳に挟んだ話。




二日目は時間に余裕を持って計画していた


仙台空港でレンタカーを借りて


自由に回っていた。



北海道から見ると2時間くらいで他県へ行けてしまうのは


なんだか特した気分になる


北海道は6時間走っても北海道だもんね


でっかいどう。






で、二日目は山寺のあとはまた宮城県へ戻って


秋保温泉(あきうおんせん)にチェックインするだけ


1時間半くらいで着いちゃう



その前にどっか行こうか?


蔵王のなんとかラインって観光道路は前日で閉鎖になってるし^_^;


どうしましょ・・と思いながらそばを食べていると



あるお客さん(東北弁)が店の婆さんと話している



客「天童高原にはここから行けるよね」 ← 標準語に翻訳してあります


婆「そうだね、この上さ行って面白山通ってコスモス見て天童高原に行けば紅葉も見ごろだと」




なんかちょっと走れば紅葉の見ごろのところがある


天童高原?高原か・・・・


天童だとちょっと戻るけどそこからも秋保にはもちろん行けるし


そっち経由で行ってみるか



と、ナビ任せ。



地図を見ると面白山とかにはもみじ山渓谷とかって


紅葉の有名なとこもあるみたいだ



ナビに入れると 婆さんの言った道じゃないところ(遠回り)をすすめる


でも上に向かえば道があるって言ってたから


別ルート検索



普通は緑で誘導する道が


黄色で誘導される・・・なんだろう?


でも、とりあえず行ってみる





どんどん どんどん 林道


普通車もすれ違えないような一本径の林道


まじか・・・・





だって、しょうがないじゃない。



合ってるか間違ってるか


自分たちがどこに向かってるか土地感もなく


ずんずん林道を進む




だって、しょうがないじゃない。


横は杉林だけでなくガードレールもない崖


落ちたら・・・怖い・・・


道が狭くて余裕がないのに 前から車が!!!



なんとかお互いにやり過ごして(ミラーたたんで)


ほっとしたのも束の間



工事のトラック!!!! トラックかよ!



こっちは前と後ろに車が数台連なって


前からはトラックと 工事用のショベルカーみたいの・・・



ど・・どうすんの!



とりあえずこっち側がバックして


無理だろうって狭さのところでトラックはゆっくり通り抜けた


慣れてるんだな



何ビビってんだって思われてるのか?レンタカーだし。



その後車とすれ違うこともなく


面白山高原駅到着。



肩の力が抜ける(運転してないのに)

  

面白山って面白くもないわい。



山の中の駅にはタクシーが一台あって


運転手さんに聞く


でも、山寺からの道は林道だから狭かったでしょ 的な感じで


驚く様子もないので普通なのか?あの狭さも。



天童方面へ行ってそこから秋保へ向かうといいと聞いて


戻らなくていいことを確認してホッとして向かう




だって、しょうがないじゃない。

ここが天童高原


スキー場。


山一面紅葉だけど 林道で高揚した私たちは感激もしない。







センターラインがこんなにありがたく思えるなんて


自分の走ってる車線が確保されてるとは


なんて素晴らしいとか 言いながら秋保へ向かう。








教訓・・・・・急がば回れ。