皆さんこんにちは〜♪

 

さて、今日もこちらの「お金」と「幸せ」シリーズ

 

お金と幸せの科学的な関係

幸せになりたければ「勝ち負けの世界」を抜けて「自分軸の世界」に行こう

 

の続きです。

 

この記事を読まれて、なるほど、精神的な「幸せ」と「お金」は関係ないって事も、「勝ち負けの世界」を抜けて「自分軸の世界」で今ここの幸せをちゃんと感じるのが大事ってこともわかった。

 

でも、そうは言っても経済状況もなんとかしたいのよ・・・。

 

と思った方、いらっしゃるんじゃないでしょうか?

 

多分昔の私だったら、頭の中で確実にそう突っ込んでた。

 

お金で「不幸」は予防できるっていうなら、我が家はまだ予防出来てないから不安なのよ。

だからやっぱり結局お金の問題をどうにかしなきゃいけないの。

って。

 

 

精神的に幸せになっても、

結局不幸を予防するのに十分なお金がないと

ずっと同じ不安のループじゃね?

なんにも変わらんやん。って。

 

上の記事でも書いていますが、経済的な不安がとてもとても強かった我が家の状況は、私自身がたった一つの事を手放した事をきっかけに、家族関係と経済状況の両方がだんだんと改善し始め、今は世帯収入が以前の倍になっって経済的な不安もほぼ解消しました。

 

魔法のように「すぐに」「何もせず」お金を引き寄せる方法は知りませんが、確実に家族が変わり、家族が変わる事でお金の流れもかわった秘訣は、とてもシンプルな事でした。

 

結論を先に書きますね。

 

それは

コントロールを手放す

事。

 

違う表現で言えば

人と過去は変えられない

という事実を受け入れる事です。

 

ある意味、諦める事です。

 

もし今、あなたが自分以外の人や物事をどうにかして変えたくて苦しんでいるなら、諦めるなんて無理!!と思うかもしれないけれど、私の経験はきっと役にたつと思うので読み進めてみてください。

 

長女が生まれた前後の頃の私は

こんな感じだった事がよくありました。

悩みの中心は育児じゃなくて「家計」でした。

 

『幸せは自分次第』にたどり着くまで のシリーズで途中まで書いていますが、我が家は結婚当初に色んなハードな問題(旦那の家族の脳梗塞や癌、会社の倒産危機、義両親への経済援助等)が山積みだったので、私のお金の心配は半端ないものでした。

 

少しでも状況を改善したくて、お金の心配を減らしたくて、節約術や家計の見直しなど、お金に関する情報は集めまくり、できる事を片っ端から実行しました。

 

自分ができる事は全部やり尽くすと、気になってくるのは周りの人の行動です。

 

私の場合は仕送りをしていた義両親のお金の使い方と金銭感覚が私には理解できないものだったので、「なんとかしてお義母さんにお金の使い方を理解してもらわないと。。。」と頭の中はお義母さんを変える事でいっぱいになっていきました。

 

 

お義母さんにライフプランを理解してもらう為に

FP3級の資格までとりました。

エクセルでライフプラン表を作って、

わかりやすく説明するために必死で本を読んで。

 

義実家は湯水のようにお金を使ってきた家庭だったので老後資金もなく、見直しどころだらけの状態。

 

義両親はお金に関する知識も情報もない状態だったので、まずは家計の把握と無駄のカットから手をつけましたが、蓋を開けてみたら思っていた以上に深刻な状態だとわかって絶望的な思いになりました。

 

子ども達を守る為にも私がこの家を変えないと。

 

何とかしてお義母さんにわかってもらって、協力してもらわないと。

 

子どもが生まれてお金もかかる様になり、逆に私は育休などで収入が減ったりして、私の必死さはさらにエスカレートしていきます。

 

ちょうどリーマンショック後の不景気も重なった事や、仕事上(NPOに勤めてました)でも「貧困問題」や「子供の貧困」などの論文等を読む機会も多かったため、集まる情報がリアルすぎたのも災いしました。

 

不安が不安を呼び、その不安を裏付ける情報が集まってさらに不安になるスパイラル。

 

そんな流れから、必然的に私は「お義母さんを変える事」に全力を尽くす様になっていきました。

 

でもね、人は変えられないんです。

その時はそれがわからなかった。

 

しかも私が変えようとしていたのはその時すでに60代半ばだった義両親の生活習慣。

お金に関するシビアな問題があったとしても、知識がついて行動習慣が変わるまでにはどうしても時間がかかります。

でも私にはその変化を待つ精神的な余裕がありませんでした。

 

その当時の私とお義母さんの心の中を

画像にしたら、まさにこんな感じ。

パソコンのシミュレーション画面を

見せながら、頭をかかえる2人。

辛過ぎる光景ですね。

 

直接私が話すとお義母さんにプレッシャーになるかな・・と思った私は、伝える役を最初は旦那にお願いしていました。

でも、時間が過ぎるにつれてだんだんと旦那が板挟みになって苦しむ事になっていきます。

 

長くなるので次に続きます。