前回からのつづきです。

 

SONRISA - 微笑み- をシェアするために 新しいインプット始めました -1

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自分自身のことを振り返ってみても、今私が呑気に幸せに、家族や友人、仲間に恵まれ、大好きな町で好きな仕事をしながら暮らしているのも、「思考を変化させられた」ことが何よりも大きいのかな・・・と思うのです。

 

思考が変わると行動が変わる。

行動が変わると人生が変わる。

 

みたいな言葉、ありますよね。

まさに、そんな感じです。

 

ちょっと長いですが、そもそも会社員をやめて自営するということを考えるきっかけになった事を書きますね。

 


 

忘れもしない、アクセサリーショップを自分もやってみようかな?と思ったきっかけの日。

 

当時私はある作家さんの大ファンで、毎日のようにその人のブログを見て、その人のファッションや持ち物、お子さんやご家族との暮らし、思考、何よりチャーミングなお人柄に憧れていました。

 

その日もそのブログを見ながら、なんとはなしに旦那に

「好きな事が仕事になって、お子さんを育てながらこんな風に毎日楽しそうにしてはるってほんま素敵やと思わん?」と言ってページを見せました。

 

そうしたら旦那が

 

「澄子もやってみたらええやん」と。

 

「いやいや、こんなんはこの人やから出来る事やねん。

ファッションもこの人らしいセンスやバランスがあって、住んではるお家もインテリアも、とにかく全てが違うねん。

だって**に住んではるんやで。

(**はおしゃれな地名が入ります〜)。

 

だからこうしてファンが出来て、仕事として成り立つねん。

私みたいなふっつーの人にできる事ちゃうよ。」

 

 

その時の私は、旦那はわかってへんわー。

そんなん、私には縁のない事、無理な事だと思っていました。

 

そんな事ができる人はどこか雲の上というか、もともとおしゃれで華やかで、どこかカリスマ性のある人だからできる事。

 

ただハンドメイドで何か作るのが好きとか、Webならちょっと作れるというだけでなれるものじゃない。

 

だって私は元SEで、しかも元協力隊、今はNPOの職員で、全然おしゃれでも華やかでもない経歴しかないやん。

それに今なんて全然おしゃれもできてないし、何も素敵なもの(バッグや靴など)持ってないし、そもそも目立つの苦手のマイペース引きこもりやし。

 

そう思って、やってみる事さえ考えた事のなかった私に、旦那が言った一言。

 

なんでそう思うん?

やってみたらええやん。

別に失敗したって、なんのリスクがあるわけでもないやん。

澄子が作るもの、かわいらしいなーと思うで。

俺はようわからんけど。」

 

パイプ越しに話をする子どもたちと、ポジティブ旦那の背中

 

・・・わからんのかい!というツッコミは置いといて。

 

この言葉で

 

「.....確かに!!!

ほんまやな。

なんもリスクあるわけちゃうやん。

やるだけやってみても、なんも困ることはないんかも?」

 

と思った事が、今のSONRISAのスタート地点だったんです。

 

その当時、元SE、元協力隊、社会人で大学院に入り直したために貯金ゼロで、なんなら育英会奨学金の借金あり、NPO勤務でやりがいはたっぷりだけど収入は・・・だった私。

 

あったのはWeb制作ができるスキルだけで、センスもお金も着画をとれるような服も靴もバッグも、何にもない。

そして子どもは1歳とお腹の中( ̄▽ ̄)

確かに、思った事はそのまんまの事実でした。

 

でも、その旦那の一言と、その言葉を真に受けて

 

「ほんまや!!!!

もし失敗しても、なんも今からマイナスになるわけちゃうやん。

やるだけやってみるっていう選択もあるんや」

 

と思った自分の能天気さが、結果的に私の人生を変えました。

 


 

そしてここ数年私は、そんな事は知らない友達から

 

「すみちゃんは子育てもしながら好きな事を仕事にしてていいなぁ」

「すみちゃんいつも楽しそうでいきいきしてる」

「すみちゃんは自分の仕事があって、お金も使えるから好きなもの買えるしいいなぁ」

 

などと言われる事が増えました。

 

・・・あれ?

これって、昔の自分が、「こういう人やから出来るねん。私とはもともとちゃうんよ」と思っていた内容と、似てますね。

 

では、この7年で私はそんなにも変わったのか。

 

変わったといえば変わりましたし、一昨年なんてアホか!!と自分で突っ込みたくなるほどに買い物もたくさんしました。

そうして買った「モノ」のおかげで「おしゃれっぽさ」はそれなりに底上げされたかもしれないし、ブログやインスタグラムでは基本的にポジティブな事しか載せないので、いわゆる「キラキラ女子」みたいに見えているかもしれません。

 

でも、そんな事はとても、表面的な事。

 

何が変わったのかといえば、一番変わったのは「考え方の癖」でした。

 

私自身のものの考え方や、「何にフォーカスするか」という癖。

ネガティブにはまってしまう時の思考の切り替え方や、伝える時のやり方。

仕事も育児や家事も、うまくいかない時の取り組み方だったり、折れずに腐らずに改善していくメンタルだったり。

 

そういった事が少しづつ変わっその結果、義実家との関係やそれを含めた夫婦関係が良好に保てて、人間関係のストレスが減って、その分本当にやりたい事に意識を集中させられるようになった・・と思う訳です。

 

そして実際、今の私は、かなりストレスフリーに暮らせています。

これは何より、心の持ちようの変化のお陰。

 

実家の庭になっていた柚子と、SORAがプレセントしてくれた作家さんのガラスの器

 

7年前、私に大きな気づきをくれた旦那氏の存在も、ぶっちゃけて言うと10年前結婚した当初は義実家が色々と色々と大変な時期だったので、普通に人並みに幸せになれるのか相当不安で、「腹をくくって覚悟する」ぐらいに思ってのスタートだったんですよね ..... ( ̄▽ ̄)

 

その当時は本当、子どもも二人は無理かも(経済的に)・・・ぐらいに思ってましたが、結果的に今どうにかなってるし、これからもきっとどうにかできる、と思えるようになりました。

 

長くなりましたが、どうして状況がこうして改善してきたのか・・・を考えると、旦那のあの一言と、それを発した旦那自身のポジティブ思考はもちろんの事、「考え方の癖」を少しづつ変化させてきた結果全てが、今の能天気な状況に繋がってるなぁ・・・と思うわけです。

 

 

考え方の癖。

 

これって、人生を幸せに行きて行く上で、とても大事な要素だと思います。

 

自分自身の行動を選択する時はもちろん、家族や人とのコミュニケーションの中でも、それぞれの「考え方の癖」の違いを客観的に理解した上でコミュニケーションが取れたら、小さなストレスの元がなくなる事で暮らしやすくなります。

 

子育てでも、子ども達それぞれの性格の違い、受け取り方や感覚の違いを理解すると、物事の教え方や伝え方が楽になったり、叱りすぎて寝顔を見ながらごめんね・・・と思う事が減らせるかもしれない。

 

私にとって、そのスキルのベースとなる考え方の一つが、「選択理論」であり「アドラー心理学」「勇気付けの子育て」などの心理学的な学びと、物も暮らしも選択する事を楽にする「ライフオーガナイズ」や「整理収納」だった訳です。

 

何も知らなかったし、少しでもいい状態に変わって行きたかったので、気になった事はどんどん調べて、ピンと来たものは勉強して。

そうして取り入れていった考え方がインストールされた結果、とてもとても、生きやすくなったし、何より家族の中でストレスがとても少なく過ごせていると思います。

 


 

視点を変える事で思考を変え、思考を変える事で行動を変え、選択する道が少し変わると、その結果はとてつもない違いを人生にもたらすかもしれない。

 

日々の小さな選択の数々。

家族にかける言葉の数々。

向ける表情の小さな小さな差。

 

そういった小さな事の積み重ねが、最終的に自分や家族の人生を大きく違うものにするなら、それをすでに実践して幸せになっている人から教えてもらったらいい。

 

無理なく幸せに暮らすコツをちゃんと腑に落ちる形で学べて、それが実践できるようになったなら、家族やメンバー、友達、考え方のコツを知りたいと思う人達に伝えられるようになれたらいいな。

 

よし!来年はそういう事を勉強しよう!!

と去年思っていた所で出会った、Well-Beingという考え方。

(ここまで、長っ)

 

とにかく、学びたいと思っていた内容を、この人から学びたい!と思っていた奈都子先生と義先生、そして超左脳派でデータや研究結果に基づいた情報から「幸せ」を科学される亜里先生から学べるという事は、私にとって運命♡だった訳です。

 

アクセサリー屋という完全な門外漢で、知識不足や「人に教える」というスキルや経験も不足しまくっていますが、今年はこの「伝える事」にもトライして行きたいと思っています。

 

そのためにも、まずはしっかり学んで、今までの自分の気づきや得た知識を、ちゃんとまとめて行きますね。

 

さ、がんばろう。