ラバーストラップはまぐろです。 | バンコクで働く社長のBLOG

ラバーストラップはまぐろです。

こんにちは。

 

今日、ラバーストラップの値上げをしました。

少しではなく、かなりです。

 

30%以上、あがってしまった数量もあります。(数量により単価が異なります)

 

寿司屋でまぐろがまずいと、他のネタが良くても評価されないのと同じで、ウチのラバーストラップは寿司屋のマグロと同じ、看板商品です。

 

とても悩みました。

 

以下、お客様へ送ったメッセージです。

 

中国も日本もお休みで楽しそうで、いいことです。

では。

 

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ラバストをいつも製作して頂いている大切なお客様へ、販売価格の変更につきまして

いつもホットモバイリーのラバスト製作をご利用頂きまして、誠にありがとうございます。
スタッフ一同心より御礼申し上げます。

さて、2010年のラバーストラップ販売開始以来、値下げすることはあっても、世間の流れに乗じた安易な値上げはしないという信念の下、これまで価格の維持を続けて参りました。

しかしながら、2021年初より米ドル円為替レートは円安を続け、1ドル100円前後であったものが160円近くになり、今後更に円安傾向が続くのではないかと言われております。

弊社製品のほとんどは中国で生産されており、取引はアメリカドルです。2021年から3年間、安易な値上げは良くないと考え、競合他社が値上げする中価格維持に努めて参りました。

利益が出なくても赤字にならなければ良いと考え、また、今後円高になる事もあるのではないかと信じてこの3年間経営して参りましたが、1ドル160円近くになり1ドル100円の時代に設定した販売価格では大きな赤字を出すようになってしまいました。

また弊社の中国工場は自社工場です。工場側から原料や人件費の値上げにより、取り決め価格を変更したい旨、何度も要望がありましたが、自社工場という事で全て拒否し、価格維持に努めて参りました。

ただ、①今後円高になる可能性が極めて低い事、②社会的な給与アップの動きがあり人材確保の為に今後人件費の上昇も予想される事、の主に2つの理由から本日以降、ほとんどの製品で価格を改定させて頂く事としました。

10年弱に渡り、現在の価格を維持してきただけに、非常に悔しい想いです。自社工場の強みを活かし、技術力の向上により値下げが可能になりましたら、一部数量帯のみになるかも知れませんが、値下げを実施させて頂きます。

ラバスト作るならホットモバイリーと言って頂けるようになったこの10年かと思います。これまで以上に生産効率の向上、顧客サービスの充実に努めて参ります。

今後とも、品質・価格・納期の全ての面でご満足頂ける商品を提供させて頂く決意でございます。

今後ともホットモバイリーのご利用、よろしくお願い致します。

2024年5月2日
代表取締役 門田 正徳