インターンシップ
BTSサラデーン駅に貼ってあった日本留学説明会のバナー。(来月2日、3日)
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募集したわけでもないのに、サマーインターンシップとして応募したいという学生からメールがきました。ウチは、JOBSDBというタイ国内では、恐らく最大のインターネット求人サイトに広告を出していて、
これを見て応募しましたと、メール本文に書かれていました。
履歴書はGoogle DocsにUploadされていて、リンクを辿ると、パッと見てたいしたことのない履歴書でした。しかし、幾つか興味深いところがありまして、
TA(授業で大学の先生のお手伝い)でAssembly Language(8086)をやったことがある。(結構履歴書を読んでますが、Assembly Languageと書いてある履歴書は読んだことが無かった。)
高校生の時、交換留学でアメリカに留学していた。(オーストラリアとかアメリカの大学なら結構いますが、高校での留学は少ない。)
現在GPAが3.05(4年制大学で、3を越えている人はなかなかいません)
ということで、まあ話しくらいは聞いてみようかなと。そもそもサマーインターンシップがなんなのか、僕も聞いてみたかったというのもあります。で、暇だったのか、こちらから電話して数時間後に彼は来ました。
僕:「そもそも、サマーインターンシップっていつからいつまでなの?」
BEER(ニックネームがBEER):「3月中頃~5月終わりまでの、2ヵ月半。」
アメリカに一年いただけですが、若い頃行っているので流暢な米語を話します。
僕:「でも、そもそもサマーインターンシップっていうけど、タイは一年中サマーじゃん。」
BEER:「・・・・・・・・・・・・」
(一部日本人の間ではこのネタで盛り上がるんですけどね。)意味が分からなかったようで困っていた。
僕:「タイは2学期制だっけ?」
BEER:「そうです。Spring(春学期)とWinter(冬学期)。Summerは授業を取っても取らなくてもいいです。」
僕:「へー。でもタイにWinterはないじゃん。」(季節ネタ、かなりしつこい!!)
BEER:「Winterはあります。僕の田舎のLoeiは冬5℃くらいになります。」
(Loeiというのは、ラオス国境に接する地域で、後で調べてみたら、本当にこの地域だけ0度近くになることがあるそうだ!! 失礼しました。 It is the only province in Thailand which has the dubious distinction of the mercury plummeting to zero Celsius. http://www.thailandguidebook.com/provinces/loei.html とか http://en.wikipedia.org/wiki/Loei_Province )
僕:「インターンシップって単位は貰えるんですか?それと、そもそもやらなくちゃいけないの?」
BEER:「普通はやらなくちゃいけない学校が多いですが、僕の学校(Assumprtion大学)は、必須ではないです。理由は外国人が多く、外国人をインターンシップで受け入れてくれる企業が少ないから。だから単位も貰えません。」
僕:「(へ~。そう言われてみれば、インド人求職者はAssumption出身が多かった気がする。)」
ウチの会社のやっていることを説明した後で、
僕:「何かやりたいことはありますか?」
BEER:「プログラミングです。」
僕:「(そんなの、普通に就職してからでも遅くはないだろうに・・・。)プログラミングならわざわざインターンで体験しなくてもいいと思うから、お客さんの所へ行ったりとか、普通に就職したらなかなか出来ないことをやって貰おうと思います。」
BEER:「はあ。」
その後、インターンシップで給料は貰えるのか聞いてから帰っていきました。翌日、キチント、お礼のメールもくれました。本当に来るのか分かりませんが、一応OKの返事は出しました。3月が楽しみです。